放置プレイ中のニレケヤキ、他。
もう12月・・・
今年もあとわずか。
振り返ると、今年もたくさんの恋をして、そして破れました。
詳細を話させていただくと、まず1月、、、あ、知りたくもないっすか。
そうっすか。
秋になって棚を隅まで見ていたら、随分と見掛けなかった樹が出て来ました。
うちの狭い棚でそんなことが起こるということは、よっぽど興味のなかった樹か、あまりに棚が混雑していたか、またはその両方か・・・
ニレケヤキなんですが、確か盆栽に興味を持ち始めた頃、その頃は樹を買うという感覚がまだあまりなかったもので、ニレケヤキが欲しい→生えているところを探す、と瞬時にきれいに結びつき、それで近所を散策するうちに、近くの駐車場でこぼれ種が発芽して育った小さな樹を見付けたわけで、なのでこの樹は、私の初ニレケヤキ。
その実生樹を持ち帰ろうと少し掘ってみたら、小さいくせに太い根っこが地中深くまで伸びていたのが印象的でした。
その根を小鉢におさまるまで、段階を経て根を作っていった記憶が。
根というものに興味深々でした。
でもですね、その後なんだかうまく形になってくれないと放りっぱなしにして、剪定すらほとんどせずにいました。
で、2年くらい経ったら、何故かこんなになってました。
うちで育つと自然とこういう樹になってしまうようです。
この樹、姫サルスベリですが、これもたいしていじくった記憶がありません。
元々はもう少し大きな素材で、当時、この樹種が欲しくて買ったわけですが、そのまま作るには難しい樹と思い、挿し木し続けた結果残った親木の足元。
東京支部で盗むかのように学んできたハサミの入れ方を試してみたのですが、少しは盆栽らしくなったのでしょうか。
サルスベリといえばツンツンの枝をあまり下げずに作っていきたいところですが、この姫サルスベリという樹種はどうも横に枝を伸ばしたがるようで、なので、まあそれがこの樹の性と思い、針金も使っていないので、今のところこんな感じになっています。
来年はもっと小さな鉢を用意したいところです。
立ち上がりの傷も、もう少しで目立たなくなってくれそうな・・・
今年から妙にハマっているモミジ。
これは織姫。
この品種の紅葉は初めて見ましたが、真っ赤になるようで。
手に入れた時からある、剪定傷による節の膨らみは今後自然な感じになってくれるでしょうか。
今年はこのままで、来年少し切り戻します。
講師から「この樹は良くなるね」と言われたことを信じて、来年もがんばりますよ。
お願いもうやめて~ってくらいにハカマも脱がっしゃうんだから。
鉢も別なものにしたいんですが、まだ見つかりません。
とりあえず自作のに植えているのですが、形も色も似合ってないです。
黄色い鉢に赤い葉っぱがピザみたい。
この樹には長方でしょうか。
それでですね、おまけですが、今年も赤松が紅葉しました。
実生4年目になります。
発芽時に軸切りしたので下の方まで芽ツボがあり、そしてまだ若いので、切り戻すと芽をたくさん吹かせます。
まだまだこの先どんな樹になるかは未知数の状態です。
(さすがに来年くらいにはもう少し葉っぱが短くなってくれないと、邪魔で仕方ありません)