東京支部主催 交換会
メリークリスマス!
冬の凍てつくような空気が、私の悲惨、苦悩すらも凍らせしめるかのごとく残酷な風となって、震える私の魂を突き抜けて行きます。
とても寒いですが、今日はクリスマス仕様の白いボワボワが付いた、ちょっと厚手の赤いホットパンツをはいているので、とってもホットです。
さすがにこの季節、薄いホットパンツでは寒過ぎますよね。
もうちょっとだけ今日のホットパンツについて説明させていただくと、ちょうどお尻のところにトナカイの顔の大きなアップリケがついているんですよ。
写真でお見せできないのが残念です。
ところで、昨日は東京支部の今年最後の行事の交換会でした。
私は何やら会場の係を受け持っていまして、10時前には来るように言われていたのですが、到着してみたら10時をちょっと過ぎていました。
道中、泣きじゃくる迷子の子供のお母さんを一緒に探してあげたり、階段で大変そうにしているお年寄りの荷物を持ってあげたりしていたらちょっと遅くなったみたいです。
先輩方には私を沖縄県民だと思って欲しいと訴えて許していただきました。
つまりは異文化コミュニケーションというやつです。
今回の交換会では、初めてのお手伝いということで買い物にまで気がまわらず、結局何も買わなかったのですが、会場ではまたまた色々な方ともお会い出来、そうそう久し振りに支部長ともお話出来、また、今まで見学で教室までいらしていた方がその日入会の手続きを済ましたことを知り、係として馬車馬のようにこき使われながらも、(実は2、3回辛くて泣いてしまいましたが)それでも楽しい交換会でした。
さて、交換会の片付けが終わった後、みんなは交換会でいろいろ買ったのに自分は何も買い物をしなかったというこのやり場のない熱い思いをグリーンクラブの売店にぶつけようと思い、先に会場を去っていた新人グループに遅れながらも続いて、売店へ。
偶然2割引なんかもやっていて、傷付いた私の魂も、ほっこり癒されるのかと思ったのですが、急遽新人部隊に召集令状が届き、居合わせた東京支部と清香会のメンバーで簡単な忘年会が始まりました。
ついに何も持ち帰ることが出来なかった今日の私は、もう持ち帰れるものは情報しかないと割り切り、みんなでA藤名人を紹興酒でたっぷり酔わせて、いろいろな樹作りの裏情報を引き出すことに最後の力を注ぎました。
「この先はちょっと言えないなぁ・・・」
と言われれば、
「ま、ま、どうぞどうぞ笑!」
とグラスにお酒・・・この昭和の匂いがプンプンするドラマの、チープなワンシーンみたいな光景の中から笑、私はひとつ、ふたつの、試してみたい情報を手に入れました。
途中、盆栽王様ゲームという、東京の盆栽会のお酒の席では結構頻繁に行われるイベントも開催されました。
「****さんが****さんの****に****する」
というのをクジで決めます。
まさか、bonさんが、A藤さんの真柏にシャリを入れることになるとは思いもしませんでした。
酔っ払った文人木さんが、T屋さんのサルスベリに針金を掛けるなんて暴挙、見たくありませんでした。
そんなこんなで、私もすっかり酔っ払ってしまいました。
お土産の鮨詰めを片手にふ~らふら千鳥足。
ぶつかった電柱に、
「ああ、すいません!まことにすみません!」
と謝ってみたり。
上野のウーロン茶は妙に酔いがまわるようです。
そんなこんなの一日でした。
このブログはフィクションであり、登場する名称は、実在する個人、団体とは一切関係ありません。
ファンタジー小説としてお楽しみくださいませ。