来年からはバラに挑戦なのである
いよいよ本格的に寒くなって来ましたが、うちではまだ冬囲いの準備すら出来ていません。
今日はじっくり鉢作り・・・なんて予定を立てていましたが、お昼前、さすがにそろそろ準備を始めないとと思い、
「うん!」
と、うなずき勢いよく立ち上がりました。
コーヒーをいれただけですけど。
そんなことしていたら年を越してしまうので、仕方なく棚のそうじから始めました。
日没までがんばって、どうやらメドがついたようです。
汚れた鉢もきれいにしつつ、昔実生した樹なんかも改めてじっくりと見たのですが、時々、針金で付けた変な曲の幹の樹なんかが出てくると、そしてそこに針金の跡が残っていたりすると、昔の事とはいえ反省してしまいます。
針金とハサミの関係・・・今年、自分はどんな樹作りをするかで少し悩んでいますが、この悩みは来年に持ち越します。
じっくり取り組みながら、自分の美意識に合ったバランスを探すつもりです。
それでですね、私、来年からは少しバラをたのしんでみようかと計画しています。
今までバラは、洋種のものをプランターで育てているだけで、小さな鉢で実を成らすことにそれほど興味が湧きませんでしたが、秋に皆で講師の棚を拝見した際にバラの剪定の基本を教わり、なんだか試してみたくなって、素材を揃えておきました。
こちらは清香会の展示会の際に大野さんのところで買った吉田バラ。
ヒコバエだけ剪定しておきました。
来年、植え付けの角度を変えて、左へ流れるように剪定します。
あと、先日の作風展で屋久島さんを。
こちらも1本だけ低い位置の強い枝を切っておきました。
その他の剪定はまた来年。
「お願いもうやめて!」ってくらいに右へ吹き流してやろうかと?思います。
うまく作れるかな。
切り詰めたい気持ちを今はググッとこらえて、来年の植え替え時まで待ちます。
盆栽って、待ってばっかり。
つまんないのっ。