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国風盆栽展と立春盆栽大市を斬る!

 今週末は、盆栽三昧でした。

 土曜日はしずかさんと一緒に国風展と立春盆栽大市を回りました。

 10時半くらいだったかと思いますが、初日だったせいか、結構混雑していました。

 列になっているせいであまり落ち着いてじっくりと見ることはできませんでしたが、しばらく進むと混雑もゆるぎ、ほどほどに自分のペースで見ることが出来ました。

 あまりにゆっくりだったせいか、途中であとから来たらしい盆栽少年さんに会い、ご一緒しましたよ。

 しかし時間の配分を間違えたことに気付き、中盤以降は少し急いで見なくてはなりませんでした。

 そういえば、人と国風を見てまわるのは私、初めての経験ですね。

 いろいろと話しながら見てまわるのも楽しいものでした。

 その後はリムジンで上野へ。

 立春盆栽大市です。

 リムジンの中、東京スカイツリーの名前を思い出せずにいる私としずかさんでしたが、そんなことではめげません。

 シャンパンで物忘れに乾杯しました。

 まず3階の春嘉さんと小春さんのもとへ向かってみると、もうほとんど品物がありませんでした。

 お話を聞くと、もう始まりと共にたくさん売れてしまったそうですね。

 鉢が全く売れてなかった時のために二人をなぐさめる言葉もこっそり用意しておいたのですが、無駄だったようです。

 

 この数カ月の間、お二人には自分の鉢作りについて、いろいろ考えさせられました。

 いずれ機会があればそのことについては改めて記事を書いてみたいとは思っていますが、自分の鉢を売ることから始まって、それに伴い実際に自分が鉢を作るところまで、今までいずれ時が来たら考えればいいかなと思っていたことを、私にとっては心地良い形、自然な形で、考え始める良いキッカケを、結果的にいただいたようです。

 鉢作りを始めて2年とちょっとになりますが、その数カ月の鉢作りの手応えに、今までにない類のものを感じています。

 出来上がりはまだまだのものでしょうが、作る過程に何か、今まで自分が遊ぶためだけを考えて作っていた時以上の何かを得つつあるという感覚です。

 更に、これを入口に、もう一歩踏み込んでみるべく、今月中に自分の鉢をいくつか交換会へ出すことに決めました。

 人は毎日、何を着ようとか、何を食べようとか、そんなレベルのことから、時にはもっと大きなことまで、選択肢を練り、どれを選ぶか考え、そんなことの連続がその人の生活を形作っているのだと思いますが、人生のある期間、そんなことを考えたり選んだりするまでもなく環境が勝手に道を整えて、そちらへどんどん進んでしまう時期もあったりするみたいです。

 この数カ月の流れにもその匂いを感じます。

 今までにも何度かありましたが、そんな時期の歩みというのは、結果が良いにしろ悪いにしろ、必ず大きな意味のあるものです。

 それを信じて、もう少し先に進んでみようかと思っています。

 それにしても国風展、立春盆栽大市、ふたつを一日でじっくりと見てまわるのはちょっとハードですね。

 毎年結局時間が足りなくなります。

 買い物の最中に閉館のアナウンスが。

 そのアナウンスがかなり強烈で、すぐに人がいなくなりました。

 最後になった私達二人も急いで退場。

 結局五葉松ひとつと細い銅線1キロを買っただけでした。

 銅線は、樹を鉢に固定するための、0,5~6ミリの細さ。

 今日早速使ってみたら、なかなか良い調子です。

 それにしても・・・家に帰ってみたら、どっと疲れが出て何もできませんでした笑。

 そして本日日曜日は、中野清香会の例会へ五葉松のお勉強をしにお邪魔したのでした・・・


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