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清香会でモミジ、あと、うちモミジ。

 今年の春は恐ろしい。

 例年なら、花粉症の中の植え替え作業で一杯一杯ということで、鉢作りは休んでいますが、今年は少しでも作ろうと思っていますし、そのための調べものなどもしたり、非常に落ち着きません。

 合い間を見て、盆栽のイベントにも出掛けたいお年頃。

 自分でどこまで遊び切れるのか、幾分不安もありますので、優先順位を付けていかないと迷子になってしまいます。

 さて、先週の思い出と化したことを少し書きます。

 この前の日曜日は再び清香会の例会へもぐり込んで来ました。

 だってだって、テーマがモミジだって噂を耳にしたものですから。

 モミジは私にとって、今雑木の中で一番楽しい樹のひとつ。

 去年から熱中しています。

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 今回はA藤会長のお話の他に、いつも素敵なモミジで私の魂を揺さぶるK谷さんの経験談も伺うことができ、また改めて、モミジることの素晴らしさ、モミジるべくしてモミジる、ゆえのモミジ、モミジらざるもの喰うべからず、そんな思いが湧き上がってきました。

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 小さなモミジの大変なところ・・・いかに芽を掻き、枝をすき、節間を短くするか・・・うまいことやらないと結局樹に傷を付けることになってしまいますね。

 でも、そこがとても面白いです。

 まだまだ手探りですですけど。

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 勉強会の詳しい内容は、もう既に記事にされている方の記事をご覧いただいていることかと。

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 可愛らしい鉢ですね。

 樹を楽しめて、鉢も楽しめる・・・そしてそこに嫌味はなく、ただお人柄とそのセンスを感じさせていただけるところが、この方の盆栽。

 貴公子と呼ばれる所以でしょうか。

 私などはいつも、荒馬にまたがってTボーンステーキにかぶりついてテキーラで火を吹いてばかり。

 何かというと、選択肢をコインの裏表で決めたがる。

 ワイルド過ぎるんですよね。

 さてさて、少しずつですが植え替えも進めています。

 ケミカルポットに植わっていたモミジの織姫を、めぼしいものがありませんでしたので、自作鉢に入れておきました。

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 去年買ったものですが、うちに来てからの芽は、節間も詰まってボチボチかなと思うのですが、

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 もともとあった枝の分かれ目の傷が痛いです。

 放置されたせいで、傷のあたりが太くなってしまっています。

 不要な芽や枝は早目に処理してしまわないとこうなってしまうのですね。

 この織姫、傷がモコっとなりやすいようです。

 でもですね、早目に芽を掻くって言ったって、どれを掻くか迷ってしまうんですよね。

 最近やっと、迷いが少し減ったような気がしますが、それでもです。

 そうそう、いろいろ植え替えていたら、光峰の鉢に、ろくに水やりもせず、土がカラッカラのまま放置されていた名前も知らない雑草がありましたので、その頑張りに敬意を表してワンランク上の鉢に植え直してあげました。

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 ま、自作鉢なんですけどネ。

 こんなことをしているから鉢が足りなくなる?

 いいえ、こんなことをしなくてもどうせ足りないのです。

 鉢も、欠片を挿し木できればいいのに。

 ・・・・ところで、某盆栽雑誌社の件が周囲で話題になっているようです。      

           

 

 

   

 


タグ:モミジ

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