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ルリマルノミハムシVSデコピン

 朝の潅水中に、先日咲き始めた青つづらふじの花に小さな甲虫が2匹いるのに気付きました。

 とりあえずその場で天然原料100%の強力な農薬、「デコピン」を散布したのですが、1匹は遥か彼方へ時速100マイルで飛ばされたものの、もう1匹が棚のどこかへ不時着してしまった様子。

 出際だったので丹念に探すこともできずそのまま出掛けましたが、帰ってくると、再びその1匹が青つづらふじに戻り、花がいくつか食べられていました。

 うちでは時々見掛ける虫で、ムラサキシキブなども好きなようです。

 気になって調べてみると、ルリマルノミハムシ(瑠璃丸蚤羽虫)という昆虫らしく、花粉を食べるとありましたが、青つづらふじは、花ごと食べられて黒くなってしまっていました。

 おそらく、自然の中の大きな樹なら、多少花粉を食べられてもその虫がいることで花粉も運ばれ、子孫を残すことに貢献もあるのでしょうが、うちのような小さな樹においてはこの虫たった数匹だけで簡単に開花した花全てをやられてしまいますので、枯れないにしてもせっかく1年の頑張りの成果となる秋の実成りを楽しめなくなるのですから、そのために家庭を犠牲にしてまで頑張っているのですから、おおごとです。

 今回の反省としましては、天然成分100%強力農薬「デコピン」も、使い方を誤ると効果がない、ということです。

 でも・・・去年までは自分の樹で実をつけて飾ることなどまだまだに思えていましたから、こんな失敗も成長の証と、そんな風に感じたりしています。


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