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金明竹のその後

 少し前にとある方から自己紹介された時、

 「竹本と申します」

 と言われた瞬間に、ちょっとドキッとしました。

 さてさて、暖かくなってから株分けした金明竹に勢いが出てきました。

 

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 竹は乾きに弱いと聞いていたので、薄い竹本鉢に植えたら糸で縛って固定し、ミズゴケを敷いて、さらに生ゴミ用のストッキング状のネットで鉢を包んでいますが、その中を根が伸びてきています。

 そして、最近新しい竹の子が株元から伸び始めてきました。

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 株分けする前の大きな鉢で伸びた、節の間の広い、長く伸びてしまったものは使えないので、少しずつ外していくつもりですが、どのタイミングで切ればベストなのかはわかりませんから、手探り状態です。

 長く伸びてしまっている去年からの幹を切ったら新しい竹の子に勢いが行って、そっちがぐーんと伸びてしまうとか、そんなのあるのでしょうか・・・?

 自分のイメージとしては、新しい竹の子に更新しつつ節の詰まった幹を高さを抑えつつ増やしていき、地下茎を鉢の中に広げてもらって幹の立つ場所を広げ、あらあら気が付いたら薄鉢の上に素敵な竹林が出来ていました、めでたし、めでたし、という感じです。

 竹林といえば、私が小さい頃、竹林には豆腐小僧という妖怪が出ると教わりましたが、さっと調べてみても竹林と豆腐小僧についての記述は見当たりません・・・文雄おじさんの勘違いのようです。

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 こちらは更に薄い竹本鉢に植えた金明竹。

 やっぱり根を伸ばして逃げ出そうとしています。

 逃げたら枯れるのにね。

 イモリも同じことをします。

 フタのない水槽でイモリを飼うと、逃げたらひからびるくせに壁を這い上って脱走します。

 牢獄で飼い慣らされるくらいなら命を危険にさらしてでも自由を選ぶという姿勢を目の当たりにし、空になった水槽を前に敬礼をした小学生の私がいました。

 ま、作り話ですけど笑。

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 竹の子も伸びてきています。

 なるべく水気の残りやすい場所を選んで置いています。

 まだまだ具合がわかりませんので、いろいろ思案しながらの管理になりそうです。

 うまいこといったら国風展にでも出してみようかと思います。


タグ:金明竹

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