SSブログ

なんとなくシャレで竹を竹本鉢に入れてみる

 竹というのは周期的に全面開花して枯れるんですって。
 マダケだと、120年に一度くらい。
 昭和40~43年に、全国のマダケ林が一斉開花しておよそ7億本もの竹が枯れたそうです。
 竹って・・・思い切りがいいんですね。

 あと、竹が伸びるのは生えてから2、3カ月の間だけで、その後はそれ以上大きくならないし、太くもならないそうで、というのは、竹には、樹が年輪を作るように毎年新しい細胞を作りだす形成層という組織がないからで、だから生まれた年の一次成長で止まってしまうんですって。

 そして幹、竹の場合は正確には稈(カン)というそうですが、その寿命はだいたい8年。

 樹のようで樹でなく、幹は持ち込めず、姿は更新されて変わっていく・・・
 人が盆栽に求めるものによっては、竹という樹種はまったくの興味の対象外となりそうです。

 私は去年買っておいた金明竹2鉢を今年、小鉢へ株分けしました。

 私の大きさで素材を2鉢も買うと、たくさん分けられます。
 中には極薄の長方もいくつかあり、これからの管理に気を使います。
 若干葉色の薄くなっているものが多いですが、どうにか枯れずにいてくれています。

 これから竹という樹種を、少しがんばりたいと思っています・・・できれば薄鉢で。
 小鉢におさめて、ここから。
 やっとスタート地点に立てました。


タグ:金明竹

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。