炎天下のクレイジー
梅雨が明けて、朝の潅水も汗だくにならずして終わらなくなりました。
只今姫ザクロとaze性のサンザシが水切れで、風鈴ツリバナマユミがおそらく根の不調で、メネデールを処方され保護中。
他にも暑くなってから葉色の冴えない樹がいくつか。
小さな鉢に閉じ込められた夏というのは、人間で言えば、明らかに小さ過ぎるホットパンツで過ごす夏みたいなもの。
樹もギリギリのところで生きています。
さて、今朝水やりをしていたら、私というO型の血を持つ人間がいるというのに何の興味も示さず開花中の穂咲きナナカマドの花にとまってモジモジしている蚊に気付きました。
カメラを近付けても逃げる気配がありません。
どうも、ただ止まって羽根を休めているような感じには見えなかったのですが、もしかして、思う所があってベジタリアンにでも路線変更したのでしょうか。
私としては、相手にされなかったらされなかったで、ちょっとO型としてのプライドが傷つきます。
棚にはもういろいろと夏の虫たちが集まって来ています。
先日書いたルリマルノミハムシも穂咲きナナカマドの花に。
こちらは初めて見る蟻です。
世の中には蟻の姿そっくりのクモもいるので、この虫もどうなんだか。
そして、また今年も蜂が水を飲みにやってくるようになりました。
襲って来ないのでこちらからも手を出しませんが、いちいち羽音に圧迫感がありますし、第一、私が丸腰でも相手は丸腰ではないはず・・・懐には毒を塗ったジャックナイフを隠しているんです。
そして、私がいるから水を飲めるのだから私を脅したり襲ったりしてもあんたには何の得もないのだよと説明しても、話が通じる相手ではありません。
凶器を持った話の通じない炎天下のクレイジーに、一体誰が心を許すでしょう。
私なら近寄りません。