日本小品盆栽協会 4月の例会で叫ぶ!
なんだかフラフラです。
これはつまり、例会酔いですね。例会に行って人と盆栽にまみれると、家に着く頃にはフラフラになっています。
今日は東京支部の4月の例会でした。
支部長は病気でまだ出席できず、最初からT屋さんが講師を務めました。支部長早く元気になって欲しいです。
さて、今回の例会は「全員が支部展への出展をめざして パート3 添えの樹を選ぶ」ということで、会の皆さんも雑木を中心にそれぞれ樹を持って来ていました。
さて、今回はまず、支部長の基礎コーナーの代わりとして、盆栽作りの基本をT屋講師から話していただきました。
①として、タネ木の選び方。立ち上がりに曲があるか、実もの、花もの、葉ものの性など、買う際に注意することを話していただきました。
そして、さあ将来の名木が手に入ったとなると、次に②として、水やりについてです。
水やりでのポイントは自分の棚の環境に慣らすということだそうです。私のところは今の季節、水やりの回数は鉢によって1回から2回です。鉢の大きさや、場所による日当たりの具合なんかを一応考えて置いてはいますが、果たしてうまいことやっているのか...わかりませんね。
だいたい1日2回を基本に癖をつければ、ということでしたね。T屋さんくらいのとても小さなサイズだと、3回はやるそうです。ううん、私には1日3回は無理です。パートさんを雇わなくてはいけなくなります。
この小さなバラに実を付けさせたそうですよ。H氏の言葉をお借りすれば、「執念」ですね笑。危険な領域なので、私が踏み込めば、身を滅ぼしかねません。
T屋さんは水やり3年でなく10年と言いますが、ううん、先が長いですねぇ。樹より先に、私に時代がのって、肌がキテしまいそうです。
水やりの何が大切かというと、樹を見るということなんですって。毎日見るんですって。昔の先輩は、毎日棚を雑巾がけしなさいと教えたそうです。そうやって毎日見ることが大切なんですって。全日本の方も同じことをおっしゃってました。
そうですねぇ...なかなか毎日全部の樹を見るって、出来ませんね。朝はバタバタだし、夜は暗いし、晩御飯作らなきゃならないし笑。
あと、小さい鉢なんかは特に、夏は鉢の中の温度が60度くらいまで上がるので、水をかけて冷やすことも大切なんですって。確かに夏の朝、水をやると底穴からお湯が出てきますね。
そうして、水の次は③として、肥料。肥料をあげる良い塩梅って、まだよくわかりません。肥料をやらないと、樹によって枝枯れするし、間延びもするし、やりすぎないそのギリギリくらいと言いますが...そのギリギリがわからんのだよ。先生よぉ、な?
笑。
水にしろ肥料にしろ、そういったことを樹を見ながらやるというのですから、んまあ、もう軽く頭の中がショートしてしまいますよ。自分の頭にも水をかけないと発火しかねません。
でもですね、そういったことがわかるようになるんですって。毎日樹を見ていると。
女性が髪を切ったのに気付くかどうか。毎日ちゃんと見ていればわかるということでしょうか笑。
私くらいの観察力になると、「シャンプー変えた?」くらいまではいけるのですが、人には人の世の掟というものがありますので、そこまでアグレッシブな発言は控えております。
と、まあここまで出来て盆栽初級クリアですって。
私は一体いつになったら初級をクリアできるのかしら。なんだか悲しくなってきちゃった。
はぁ~あ。(足元の小石を蹴る)
でもね、折れたら負けよね。まだ始めたばかりなんだし、ガムシャラにいかないと。(生垣の葉っぱをちぎって投げる)
とにかく、これからまた新しい1年の管理が始まるんだしさ、今年の終わりに少しでもその成果を感じれたらそれでいいじゃん。やっぱりさ、背伸びしようったって、背伸びしながらは走れないよ。とりあえず1日1日、しっかりやっていこうよ。(ひとりうなずく)
世界中のヘタレ盆栽愛好家たち(きりっと上を向く)!くじけるんじゃないぞ。とりあえず毎日水やりをがんばって、いつかは共に初級クリアといこうではないか!そうだ!そうだ!
すいませんね、ちょっと自分の世界に入ってました。
そうそう、今日は例会にminkyさんも見学に来てくれました。いつものようにバタバタの私で、たいしたご挨拶も出来ずですみませんでした。もうちょっと時間があればもっと鉢作りのお話もできたのですが。また遊びに来てくださいね。また鉢作りのお話をしましょう。いろいろ人の作り方って気になるでしょうし笑。
思い返せば今日の例会、若手が結構そろいましたね。まあ、盆栽界の若手ですけど笑。できたら今度、役員会もなく、皆さんの時間がある時にでも、例会後に一度若手でお茶でもしながらお話したいですね。
と、まあそんな感じの東京支部の例会でした。
このあとは、展示の話や、会員さんの持ち寄った樹をT屋講師に見てもらったわけですが、その辺はまたの機会に。