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日本小品盆栽協会 本部の交換会にお邪魔しました

 ものすごい風でしたね。

 風の被害を気付く度に直していたんじゃ疲れてしまうので、今日まとめて直しておきました。 

 強風が私の棚を無茶苦茶にしていき、元に戻すのがかなりの作業でした。

 時々私のハートにも嵐が通り、元に戻すのが大変なことがありますけど。 

 さて、この前の日曜日、日本小品盆栽協会の交換会に参加してきました。地下組織の危険な取引現場のようになったグリーンクラブには、色々なブツがたくさん並んでいました。

 私はその中に、潜入捜査のつもりで紛れ込みました。

 だってなんだか、スナイパーだの忍者だのがいるなんて、物騒な話も聞きましたから。

 品物には珍しく、古そうなギョリュウもありました(azeさんも来れば良かったのに笑)。欲しかったのですが、ちょっと背が高めでしたので(そうそう、azeさんにぴったりのサイズ笑)手を引いたら、東京支部のT岡さんがたったひと声で男らしくセリ落としていました。

 東京支部の展示は9月のまだ暑い時期。ギョリュウのような涼しげな雰囲気のある樹が役に立つのです。

 飾や樹、添配や鉢で「涼しさ」を演出するのです。

 で、私といえば最近モミジづいています。

 先日の東京支部の例会で、カエデ・モミジの葉刈りを教わって、ちょっと掴んだ気になっているのでしょう。

 春の芽出しの際、芽を包んでいるハカマをとってしまうサムライ羞恥法と芽摘みの後、葉が固まる頃に、対生する2枚の葉のうちの1枚をハサミで落としてしまうのですね。

 こうすることで、樹勢を調節し、枝を細く保ち、大きさを抑えるのだそうです。

 当然枝も増えますね。

 じゃあ、2枚付いている葉の、どちらを選ぶか。適当に選んでいるわけではないのですね。

 この作業では、基本、

 ◎日の当たる方(外側)を残し、内側をとる。

 ◎大きさの小さい方を残し、大きい方をとる。

 と教わりました。

 何故外側を残す?と思いましたが、聞いてみると、

 葉刈りをすることで後から芽が吹き、そこに出来る葉がその後小さく固まり、残した外側の葉をとってしまえば秋には小さな葉で揃うと、そんな流れのようです。なのでこの時期は、外に外にと残して日に当てておく時期なんだとか。

 交換会では小葉の品種のモミジ2鉢をロックオンしたのですが、一番良かった方はやはり人気があり、最後は私とM田さんとの値の刻み合いになりましたが、相手は元○○省のお役人さん。とても紳士的、上品なのに、悪名高きメチルアルコール(失明します)を呑んだこともあるその破天荒さ。

 負けたよ。あんたにはかなわねぇ。

 業者さんなら商売にならない金額になれば手を引くのでしょうが、相手は趣味家ですので、気に入るとしぶといのです。

 その際の私の勇ましい戦いっぷりを見て、私を「刻みのマコ」と称え、私が歩く足元の先々にバラの花びらをまいてくれる御婦人がいましたが、その方の目は感動の涙で一杯でした。

 一応私も、この樹はいくらまで、などとメドを立てているのですが、その欲しかった5センチもない株立ち状の双幹モミジは予算オーバーのところまでがんばったのです。

 実に、相手が悪かった。

 それでもですね、これから楽しめそうな小葉のモミジをいくつか手に入れてきました。

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 これはその日2番目に欲しかったもの。

 先日azeさんにも突っ込まれましたが、私は双幹マニアなのです。双幹を見ていると、こんな自分でも、とりあえずでも生きて来て良かったな、と思えます。

 世界中の樹が双幹になってしまえば良いと思っています。

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 葉っぱも小さい。

 舞姫という品種と言っていましたが、私が持っている細葉モミジとそっくりで、その細葉モミジは織姫と売られていたりで、イマイチわかりにくい。

 どなたか詳しく教えてください。

 あと、いくつかのモミジをまとめて落とした中に、ちょっと楽しめそうな樹が。

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 パッと見、あまりパっとしませんが、私この樹を見て、倒木の枝が幹となって生きる姿、筏吹きを作りたいなと思いまして。

 このサイズで、しかもあまり人気があるとは言えない筏吹きという樹形。実に興奮してきます。

 油粕でもつまみながら、テキーラで一杯やりたくなってきました。

 そんな、老若男女がアッパーな気分でテキーラの中?、数か月ぶりにお会いする方、毎月お会いしている方、都会のオアシスの名物女将など、いろいろ集まっていて、買い物をしなくても結構たのしめそうな環境でした。

 まだ知らない方がたくさんいますけど、そのうちみんな友達ですよ。間に合えば。←注意

 あと、新入会員のM島さんが、まとめて安くカエデをセリ落としたので、そのうちの1鉢をいただいちゃいました。

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 別支部のS藤名人が実生した樹。

 若いヒョロっとした樹です。すぐに構想が浮かんできましたので、きっと面白くなると思います。

 これを良くして、M島さんが地団太を踏んで悔しがる場面を想像すると、私の全身に、えも言われぬ幸福感が満ちてきます。

 そういえば私、本部の交換会に初めての出席かも。

 しかも良く考えたら、交換会で品物を持ち帰るなんて初めてでしたね。

 なのでまったく持ち帰ることを考えずに買い物してしまい、後になって自分の荷物に気付きました。

 そんな可哀そうな私を見かねて、以前からお知り合いで、またこのブログでもコメントをいただいているMさんが、次の交換会まで本部の備品のカゴを貸してくれました。

 その節はお気遣い、ありがとうございました。

 そんなわけで、プラの平カゴに小さな樹をたくさん並べて電車で持ち帰ったのですが(ちょっと恥ずかしいが、どこか気持ち良い)、隣の席のサラリーマン、擦れ違う女性、実に見知らぬ方のたくさんが、私の樹をじっと見てきます。

 皆さん、興味深々の感じです。

 「なあ、じゃまっけなビジネスマンの鎧は脱ぎ捨ててさ、俺といっしょにモミジろうぜ。おおいにモミジるべきだ。ほら、握手をしよう」

 隣のスーツ姿の働き盛りのブラザーのソウルに、そう語りかけておきました。

 そんなこんなのドタバタで、楽しい一日となりました。

 盆栽もまた少し上手くなった気になります。←幻

 盆栽、万歳!


日本小品盆栽協会東京支部 6月の例会のご案内

 6月12日(第2日曜日)、日本小品盆栽協会東京支部の6月の例会があります。

   ★午後1時半より

  「基礎コーナー」

 ○梅雨期に植え替えられるもの(縮緬かづら、山梔子など)

 ○挿し木・取り木のポイント

   ★午後3時より

  「教室」

 テーマ 「全員が支部展への出展をめざしてパート5 添えの草を選ぶ」

 講師: T屋氏

 今年の教室のテーマは「全員が支部展への出展をめざして」。今月の教室は、これまで「主木」、「添えの樹」と選んできましたが、今回は席飾りの影の主役とも言うべき「添えの草を選ぶ」です。講師からアドバイスをいただきます。

 会場: 杉並区立永福和泉地域区民センター3階、工芸室(井の頭線・永福町駅下車、徒歩5分程)

 永福町駅の北側に「井の頭通り」が通っていますので、それを渡り、渡ったら右に歩いていきます。すぐに水道局がありますので、そこを左に曲がって下さい。会場は曲がってすぐの右手に見えます。不安な場合は駅に交番がありますので、そちらで確認してください。

 会員でない方の見学も歓迎しております(当日会費500円)。

 興味のある方、初心者の方、ご参加をお待ちしておりますので、お気軽にどうぞ。

 7月の例会は、7月10日(第2日曜日)です。


異常気象のイチョウ実生

 今年もイチョウのタネをいくつかまいておきました。

 私は実成りを楽しもうなんて大それたことは考えませんので、

 小さくまっすぐで、どれだけ持ち込めるかを楽しもうと考えています。

 実成りを狙うとどうしてもそれなりの樹の大きさが必要で、なので小品の場合はどうしても樹を曲げることになるんだとか、ならないんだとか。

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 発芽して伸び出す前に直根を切ってしまうとこんな感じ。

 恐らくタネからの養分のみで生きている状態なのでしょう。

 昔、イチョウ名人から、実生イチョウの直根は切っちゃいけないと言われた記憶がありますが、切るなと言われると切りたくなるのが人の常。ん?

 直根を切ると、樹の勢いが止まってしまうということなのでしょう。

 このイチョウが植わっているのはコーヒーのミルクの容器。

 清K会のO西さんのアイデアを拝借。とても使いやすいのです。

 ちなみに、だいたいは針金で樹を鉢に固定しますが、

 イチョウの芽には大きなタネがずっとついていまして、

 こんな小さな鉢の場合、時にタネが邪魔して樹が中央におさまりません。

 なので、

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 こんな感じで縁に切り込みを入れて、タネの殻を鉢に瞬間接着剤で固定しちゃいました笑。

 去年の感じだと、これくらいの大きさでも枯れることはないようです。タネの養分が残っている間に根が生えてきているのでしょうか。

 今年は去年のイチョウを植え替えずにきちゃいましたので、このあと根がどう育ったかはわかりませんが、

 まきっ放しだと随分と伸びてしまうイチョウが、節間短く小さくおさまり、おまけに小さいくせに生意気に枝まで出しています。

 時々、こんなことをして遊んでいる自分をキツく叱ってしまいます。そして、キツくしかった後は、しっかりと抱き締めてあげるのです。

 せ~の、

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 ホッ!


タグ:イチョウ

鬼面足改め、鬼面胴足

 今日も鬼を捕まえようと粘土をコツコツ、ソリソリ。

 見本などいらぬ。鬼なら己の内に・・・

 笑。

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 まだこの面も作りかけ。とにかく時間がかかります。

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 しかし面白い。見る角度によって鬼の表情、感情が変化しているみたいです。

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 怯え、恐れるようだったり、怒りに震えるようだったり、

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 ↓「う、うそだろ・・・?あの魔球が打たれるなんて・・・!」

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 祈るようだったり、

 苦しみに顔を歪めているかのようだったり。

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 許しを乞うようだったり、絶対に許さんと言わんかのようだったり。

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 深い憎しみだったり・・・ああ、怖い、怖い。

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 お願い、目を合わせないで。

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 彫っていて気になるのは、角を立体的に彫れないこと。

 だってそんなことしたら、どこかにひっかかって、絶対すぐに折れちゃいそうですから笑。

 多分、鼻もすぐ折っちゃいますよ。

 その時は、

 「天狗になっちゃいけないよ」

 という、天からのメッセージです笑。

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 あと、やはり目玉ですね。

 視線の方向は思った以上に雰囲気を変えるようですが、なにぶん小さなおメメの針の穴ほどの点ですから、

 いくら目の細かい粘土を使っていても、なかなか思うようにはいきません。

 視線は左右をそろえずに、歌舞伎風?の寄り目でずらすとなかなか愉快になりますね。

 いろいろな顔のパーツもバランスを崩した方が愉快。表情が出ます。

 ・・・といいますか、これ、鬼面足と言いながら、ほぼ胴を覆っています笑。

 鬼面胴足。そう呼んでおきましょう。

 さてさて、この先どうなりますか。


タグ:鉢作り

鬼面足?

 今日は時間がたっぷり。天気も悪いし、こんな日は粘土で遊ぶのが一番。

 ラップに包んだ作りかけの鉢を引っ張り出して、セコセコ、ソリソリ。

 そういえば、気ままさんて、どんな顔してたっけなぁ・・・

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 「この真柏、300円でいいよね?ね?」

 笑。


タグ:鉢作り

長寿梅のオマケ

 こんにちは!

 ・・・と、意味もなく勢いつけて挨拶してみましたが、もう梅雨ですか?曇りと雨ばっかり。

 挿し木でもして憂さを晴らしましょう。

 この前の大宮盆栽祭りでは、挿し木で楽しむ用に、大きな杜松を買っておきました。

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 好きなだけ挿し放題であと何十年も楽しめます。

 (まこと、場所はあるのか?)

 そうそう、同じ盆栽園で長寿梅のお得セット(たくさん挿しっ放し?)も買って来ました。

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 この鉢に最近異変が・・・

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 お主、何者?

 拙者?拙者はまこと・・・人呼んで、軸切リのまこ。シャキーン(カミソリを抜く音)!

 げげ!軸切りのまこ!!ひ、ひぃ~!

 (続く)

 ・・・次回予告・・・

 平和だった長寿梅村に、突然現れた正体不明の松柏。好き勝手に伸びられちゃあ困る。将来の大物盆栽の下草扱いはまっぴらご免だ。と、長寿梅村の長老からまことへ仕事の依頼が・・・

 長老「カネなら出す!あの松を切って、挿(刺)して、埋めてしまってくださらぬか!」

 まこと「けっ。カネなぞいらぬ・・・タネを出せ!」


タグ:長寿梅 杜松

ひじきとバラと、ハーブティー

 私の友達が、仕事を辞めて、少しの荷物だけ持ち、ホームレス夫婦となり、幸せそうに旅へ出て、早いものでもう10カ月。

 いろいろな生き方があって、いろいろな幸せがあります。

 そんな彼女は今、祝島というところでこんなものを作っているそうです。

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 反核ひじき。

 笑。

 彼女は彼女なりに、自分の命というものをいかに生きるかを追及しているのでしょう。

 さて、うちではバラが花を咲かせています。

 バラといっても盆栽のバラではありません。昔、ホームセンターで売れ残っていた園芸のバラです。

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 ホームセンターではシーズンが過ぎるとひどい扱い。

 このバラも、花がない状態で、鉢に無造作に数株まとめで植え直され、株数×100円という感じで叩き売られていました。

 今年は今まで以上に元気そうで、大きなツボミをたくさんつけています。

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 店先でボロボロだった姿も今は昔。去年から雨に当てないようにしたせいか、病気も少なくなった気がします。

 広い庭のある家の、透明な急須で毎朝ハーブティーを飲む園芸好きな奥さまにでも貰われていった方が、バラももっとのびのびと生きれたかも知れませんが、贅沢は言わせません。

 拾ってやっただけありがたいと思え。じゃなきゃ肥料はやらぬ。毎朝缶コーヒーで悪いか。


解き放たれたウグイスカグラ

 数日前は夏を感じるほど暑くなったと思ったら、天気が崩れだせば、寒い寒い。

 今日はレザーのホットパンツだけでは寒過ぎましたので、膝上までの編み上げのレザーのブーツにマントを羽織って家を出ました。

 あの、うちの棚の脇に、昔の園芸趣味のなごりの大きめのプランターがひとつ置いてあるのです。

 そこには今、勝手に生えてきた草とか、鉢に入れそびれた草とか、意味なく挿してそのままの樹とかが無造作に植わっているのですが、

 そんなごちゃごちゃしたところに、最近妙に伸びてきているものがあるなと思い、ちょっとそれが何者か、観察してみたのです。

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 こんな感じの葉っぱ。

 こんな大きさの葉っぱ、植えた覚えもないし、どこかから変な草のタネでも運ばれたかなぁ、と最初は思いましたが、根元をたどっていくと、なんと、去年、一昨年あたりに剪定した枝を考えずに挿して放置してあったウグイスカグラです。

 ウグイスカグラって、放置するとこんなに葉っぱが大きくなるのですか?

 ちなみにこちら、小鉢に入ったウグイスカグラ。

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 数年前、栃木の祖父の家の近所の林の中に自生するウグイスカグラを見付けましたが、その樹の葉っぱも大きさはこの程度でしたよ。

 私は軽く、カルチャーショックです。

 偶然、親しい友達の今まで見せなかった意外な面を見てしまったかのように、その時の私は驚きを隠せませんでした。


山野草展へ、武者修行の旅

 先週末に、上野グリーンクラブの山野草展示即売会へ武者修行に行って来ました。

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 根津の駅を降りるといつも思いますが、細い路地の通る小さな区画に新しく高い建物を建てたビル群が、その細さを競い合っています。

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 どこかのタイミングでそうでもしないと、いずれ他人の手に渡ってしまうのでしょう。

 魂の中以外に財産を持たぬ主義の私にはわからない世界です。

 このあたりには、関東大震災や、空襲の被害を逃れた古い家屋が残ると聞き、以前このあたりを半日散歩したことがありますが、その時見た古い建物も数年のうちに姿を変えていくのでしょうか?

 自分には関係無いと思っていても、変なところで関係してくるのがこの世のおかしなところ。地価云々、税金云々で、グリーンクラブがなくなってしまったら私、何を信じて生きていったらよいのでしょう。

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 そんなグリーンクラブは、なかなかの人出でした。

 山野草の業者さんが、所狭しとよくわからない草を並べています。たったひと株の草に何千円なんて値札が付いていると、

 「バッカじゃないの?」

 と呟いてしまいそうになりますが、よく考えれば小品盆栽だって同じようなものですね。

 ひん曲った小さな樹に何千、何万だなんて、バッカじゃないの?

 くくく笑。

 でもでも、実際そうでしたよ。展示会に通い始めた頃なんて、当然この世界の価値観なんてわかっているはずもありませんから、価値観といえば、ホームセンターのそれなわけで。

 そんな素人にお金を使ってもらうには、業者さんや玄人さんがある程度新入りさんを育てなくてはならないのでしょうね。

 さあさあ、遠慮なくこの私を育てておくれ。

 そういえばこの日、とある知り合いの業者さんにうかがった話では、大宮の盆栽祭りでは、過去最高の売上を記録したとか。へぇ~。

 即売会場は山野草業者さんで一杯でしたが、奥の方ではグリーンクラブの売店もあって、樹もいろいろ並んでいました。

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 モミジの品種いろいろコーナー。見ていて楽しいですが、私はただ見て過ぎます。

 建物の中は展示です。

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 こんな感じで。噂のヤブレガサですね。雨が降ってない時に使います。

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 不気味・・・こういう飛び道具的な花をつける、その根性が気に入りません。

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 カマキリの卵を発見。会場内で孵化したら楽しくなりますね。

 「○○さ~ん!お宅のカマキリ、どうにかしてよ~!」

 思い起こせば私、子供の頃、夏休みに宇都宮の祖父の家に行き、カマキリの卵をこっそり持ち帰って、それを車の中に置き忘れたら、数日後、うちの車の中が小さなカマキリだらけになってました。

 今思い返してもその景色、とてもファンシーでしたね。子供心に理想郷を見た思いでしたよ。

 あとはこんな大皿料理もありました。

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 大家族にはもってこいです。

 でも、大皿料理はどれだけ食べたかわからなくなるから太るらしいですよ笑。

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 これは雲竜カラタチ。

 うちにも小さいのがひと株あります。ひと昔前、柑橘類を集めてたのですね。

 挿し木も結構うまくいって、少し増やしたのですが、去年だいぶ調子を崩してしまい、もう、元気のないひと株が残るだけとなってしまいました。

 小さいと実成りは期待できないのかと思いますが(そもそも、実生苗では相当年をとらないと実をつけないのでしょうが・・・)、調子が良いと秋の葉っぱが赤やら黄色に変わって、けっこうキレイでした。

 柑橘類で唯一落葉する樹じゃなかったでしたっけ。

 昔はカラタチを生垣によく使ったと読んだことがあります。今でも町で2軒ほど、カラタチの生け垣のある家を知っていますが、その暴力的なまでのトゲに、本業が泥棒の私もさすがに忍び込めませんでした。

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 これはクロジクカリヤス。

 以前、東京支部の例会にS崎さんが、小鉢に植えたクロジクカリヤスを持って来ていました。

 節のある細い茎がツンと立っていて、とても雰囲気のある鉢でした。茎の皮をむいておくと、茎が黒くなって、おもしろさが出るんですって。

 そんなこんなの山野草展でしたが、買い物はズバリ、以前から狙っていたもの。

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 屋久島ススキ。

 私はススキを手に入れるために、はるばるここまで来たのです。

 なのでススキを3鉢のみのお買いものでした。

 小さいままで穂がなるらしいです。でも、ちょっとほぐしてみたら、さすがに根元で冬を越すススキだけあって、根から根元がしっかりしてますね。

 このまま小鉢に株分けするのは一寸ひと苦労のようです。

 そんな体たらくで、

 南風を従えた私の休日が

 草葉の隙間で韻を踏んで

 記憶の中に鮮やぐのでした

 あ、ついつい詩人になっちゃった。


季刊 「芽」 かわいい芽、だらしない芽

 報告が遅れましたが、ゴールデンウィークの頃、気ままさんからいただいた米栂(コメツガ)が、芽を開き始めました。

 数日前の芽の姿です。

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 あぁ・・・かわいい。

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 こんな芽に「振り込んで」って言われたら、疑う前に振り込んでしまうでしょうねぇ。

 いえいえ、必ず確認しましょう。

 しかし米栂の芽、良いですね~。それに比べて赤松ときたら・・・だらしない芽をしやがって。

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 ま、それを含めて愛しているんですけど。

 といいますか、この芽は私の管理力不足です。「放置組」の実生赤松ですから。

 「しっかり管理組」の芽は、丈は短いながら芽数はそれなりに多く、けっこう引き締まってますよ。

 放置組のだらしない芽は、しばらくしっかりと肥料をやって、もうしばらくしたら切ってしまえば新しく吹いてくるでしょうか?

 できれば一番低い葉のあたりまで切り詰めたいところですが・・・去年数本試したら芽を吹きましたが、三分の一ほどが微笑したまま胸に手を当てて、遠くへ去って行ってしまいました。

 赤松は、胸に手を当て退けり。

 ま、それはいいとして、私のかわいい米栂ちゃんには、夜でもモワっとした危険な東京の夏をどうにか乗り越えてもらわなければ困ります。

 夜は冷蔵庫?ダメ。

 そうそう、先日の東京支部の例会に、去年の大宮の盆栽祭で買って来た若い蝦夷松を持って行って、芽摘みの見本を見せていただきました。

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 正しくは、芽が伸びきる少しだけ前に、芽を指の腹で三分の一程残して摘むそうなのですが、小品だと、指の腹で摘むと芽が全部抜けてしまったりするので、爪で摘んでおいたほうが安全だと言ってました。

 それにしても蝦夷松って、芽を摘むと、とても爽やかな良い匂いがしますね。私、大好きです。

  この木も管理が難しいらしいですね。

 私は何も知らずに、始めたばかりの頃に近所のお店でまだ若い蝦夷松の苗木を買いました。3年前くらいでしょうか。

 その初蝦夷松は、とりあえずまだ生きていてくれてるようですが、名木になるチャンスは完全に逃したようです。

 ダッテサ、ハジメタバカリデ、マッスグノ樹ヲイジクッテ良イ曲ヲツケテオクナンテ無理ダヨ。枯ラシテナイダケ、マコッチャン、リッパ、リッパ。

 そういえばこの蝦夷松がおさまっている鉢。手頃なのがなかったので一木一草話で見つけたT屋さんの鉢に入れておいたのですが、例会でT屋さん、この鉢を目にして、この鉢どうしたの?って。

 ずっと探してたんですって。自分の鉢でも人が持っていると、これはここを失敗したって、すぐ言うのですが、この鉢は、「良い鉢」ですって。探していたのなら作り主に返してあげようかと思いましたが、でも・・・T屋さんのこのサイズの樹って見たことありませんし、もうしばらく私のところで働いてもらいましょうね。

 この春、あなたのハートにはどんな芽が残りましたか?


光は大事。

 今春、ツメクサとやらをいくつかに株分けしておいたのですが、置き場をあっちこっちに分けておいたら面白いことになりました。

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 これは日は当たるものの、日陰の時間が長い場所のツメクサ。

 それが、ほぼ1日を通して日なたの場所のものとなると、

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 節が詰まって、精悍な面持ち。

 こんなに違うんですね。木も光合成が足りないと光を求めて枝を伸ばすので間伸びしてしまうんだとか。また、肥料が足らないと同じ事が起こるとか。

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タグ:ツメクサ

5月の例会基礎コーナー 植え替えの鬼となれ!

 さて、5月の例会は植え替えの実演から始まりました。

 教材はT屋講師が挿した香丁木と杉。まずは香丁木から。

 鉢から抜いて、上、横、底と土を落とし、根をさばいていきます。

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 まとめて挿してあるので、それらをバラしていきますね。この時が一番楽しいのだとか。宝物があるのか、駄物なのかワクワクなんだそうです。また、駄物を宝物にする楽しみというのもこれまた良いそうですね。うんうん。

 まず頭を決める前に根をしっかり見て、いらない根を落としていきます。

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 そうして今度は、どんな鉢に植えるかですね。

 T屋講師「これが楽しいんですよ」

 結局全部楽しいようです。

 さてさて、楽しいからと言ってボヤボヤしていると根が乾いてしまうので、手早く作業を進めます。

 小さい鉢に樹をおさめる際、根が当たってしまわないように、強い根を少し落としておきます。香丁木だと、根を触ると強い根が当たるのがわかります。

 そうして、樹の芯を決めます。親分を決めたら、親分より大きなところは良い子分になってもらうべく少し落としておきます。

 「それで・・・これ、網戸」 

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 なるほど・・・鉢底のネットに網戸を使っているわけですね。このせいで、T屋さんちの網戸は、植え替えの度に穴ができるのだとか、できないのだとか・・・

 うん、確かに小さな鉢に市販のネットは使いにくいのです。あの厚さと目の大きさが憎らしく感じていました。

 さっそく網戸を買いに行きましょう?

 ちなみに固定用の針金は、1ミリくらいのと、それ以下の細さの、銅線を使っていました。

 今回の素材を入れた鉢の大きさでは荒い土を敷く必要もないということで、用土の下に緩効性肥料、マグァンプKを少し入れて、

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 針金で樹を鉢にしっかり固定します。根は完全に固定しておかないと根の育ちが悪くなるんだそうです。

 針金での樹の固定方法は、根の充実度によって3種類ほど使い分けているそうです。この日はその3つの方法をひと通り見せていただきました。

 樹が鉢におさまったら最後に刻んだミズゴケをのせて保護しました。

 ミズゴケはある程度細かくして使いますが、あまり長いこと置いておくと根腐れするので、黒くなってきたあたりで取り除きます。また、一度カラカラに乾くと水をはじいてしまうので、そうなったら一度水をやった後、時間をおいてもう一度やるなどして再び水を含ませます。

 私はそれを見逃して、水をやったつもりで樹をしなしなにしてしまったことがあります笑。

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 はい、これで植え替えは完成ですが、この木は挿し木したばかりですので、これからが物語の始まりですね。この後の管理によって、良くも悪くも・・・

 この日植え替えられた樹は欲しい人のお土産となりましたが、さて、この木はどなたの手に渡ったのでしょうか?良い物語になることを祈ります笑。

 続いて杉の挿し木素材も鉢に植え替えました。

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 小さな杉の素材です。これくらい小さな杉を管理するのはとても大変ですが、これくらいのところからやらないと小さくて良い樹はできないんだそうですよ。

 そして杉の根を見せながら言うには、杉は、根を闇雲に切らずに、先端にある白い根っこを必ず残すことを教わりました。

 ちなみに、講師はこの杉のような松柏にも少しマグァンプKを入れています。緩効性の窒素分をやるためだそうです。

 この杉は根が少なかったので、鉢に土を入れる前に針金で樹を鉢の植えたいところに固定し、竹串でそこに土をすき込む方法で植えていました。

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 双幹の杉になりました。ちょっと葉っぱの小さめの性の杉のようです。とりあえず今回は少し大きめの鉢に入りました

 来年になったら浅鉢に植え替えです。

 もし芽を摘むようでしたら、杉は金物を嫌うので、手で摘みます。

 T屋講師曰く、

 「これ、良い双幹になりますよ。杉っていうのは真っ直ぐじゃないとおかしいけどさ、小品の場合はいいじゃないですか。少しくらいクセがあっても」

 そんな考え方にこの人らしさが出ているように思いました。

 私もこんな、個性派の杉をいただきましたよ。

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 今のところ、樹高3センチ。 

 とりあえず、初心者には管理が大変になるので、樹に対して少し大きめの鉢に入れられました。

 2年間くらいは植え替え不要だそうです。杉なんかは特に、根が荒いので、あまり毎年植え替えるのは良くないので、2、3年はこのままで植え替え不要、今年は芽摘みも不要。水やりだけがんばって、来年の春、芽を少し伸ばしてから太い芽だけ摘む。

 かくのごとく記録し、かくのごとく実行しろ、とのことです。

 はい、王様。かくのごとく記録し、かくのごとく実行いたします。

 芽摘みは、冬の間力をためて、えいやぁ!と、やっと出て来たところをすぐ摘んでしまうと、樹もほへぇ~と挫けてしまうので、少し伸ばしてから摘んであげるのがポイントだそうですよ。

 「杉のね、こういうのはさ、株立ちで仕上げるのも結構おもしろいんですよ。一本杉みたいのだけが杉じゃなくて」

 摘んで黒くなったところはしばらくすると元に戻るそうです。

 こんな感じで、初心者のための基礎講座、植え替え編が終わりました。

 さてさて、記事にしたいことはたくさんありますが、なかなか時間が作れずにいます。

 どうにか頑張って更新していきましょう。


日本小品盆栽協会東京支部 5月の例会が宙を舞う!

 今日は午後から永福町で支部って来ました。

 日本小品盆栽協会東京支部の例会です。

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 先月末からタネ木探しに行ったり、大宮に行ったりと盆栽の儀式が続きましたが、とりあえず今日の例会で小休止です。

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 いつもは支部長から前半の1時間ほどを初心者向けの基礎コーナーとしていろいろ教えていただいているのですが、現在ご病気で欠席中で、毎会後半の「教室」で実践的な事を中心に教えていただいているT屋講師(現在風邪ひき中)に、今月も基礎講座をお願いしました。

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 そうそう、入院などで更新が止まっていた支部長のホームページが更新されたようです。

 ちょっと安心しました。

 左にリンクがありますので、そちらからどうぞ。

 支部長、早く良くなってくださいね。

 そのT屋講師の基礎コーナーは、「植え替え」の実演でした。なかなか他人の植え替えを見る機会はありませんので、これは非常に刺激的です。私の魂も感動の涙を流しながら震えます。今までの私の愚行がその涙で洗われていきました。

 それで、植え替えの素材は、T屋講師が挿し木した香丁木と、杉です。

 根のさばき方、根の状態によって3種類ほど、針金での木の固定法を使い分けていること、鉢底ネットに何を使っているか、元肥の量などなど、ドラマチックにいろいろと教えていただきました。

 欠席者のために後日、なるべく詩情溢れる文章でまとめようとは思っていますが、今日はざっと、そんな感じで。

 ちょっと嬉しかったことですが、先日の大宮で買って来た五葉松、

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 まだまだ松柏の「性」というものに疎い私ですが、どうやら合格をいただけたようです笑。これで私もまた更に名人になってしまったようです。

 あぁ、お化けも雷も全然怖くない私ですが、自分のこの才能だけは怖くて仕方ありません。

 きっとこのブログをご覧の方も、私の溢れんばかりのこの才能に目が眩む思いでしょう(要サングラス)。うんうん、わかりますよ。

 azeさんからもT屋さんからもお土産をいただき、ホクホクになって帰途に着く名人なのでありました。

 初心者組のY実さんとM島さん、見学のminkyさん、清K会のO西さんも例会にいらして(新人欠席者約2名、要補習)、今月もにぎやかなカオスに包まれて、楽しい例会になりました。

 今東京支部は盆栽初心者が増えていますので、始めたばかりでモジモジしている方がいましたら武装解除して、遠慮せずに見学にいらして下さい。

 私のように、まわりに初心者がいないような状況の時よりかは間違いなく覗きやすいはずです。

 どうしよっかなぁとボーっとしていると、あっという間に絶滅してしまいますので、一緒に保護活動を楽しんでみませんか?

 ・・・なんて言ってると、いつかこっぴどく怒られるのでしょうね。

 「絶滅パ~ンチ!」とかいって笑。

 いったんここで、平に、平に謝罪いたします。


私の歴史的役割

 「ちょ、ちょっとすまぬが、まこと殿・・・」

 誰かが私を呼ぶ声が聞こえます。

 「まこと殿、ここでござる」

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 「息苦しうてたまらぬ(咳)。しかも斜めってる」

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 「よりによって、何ゆえにこんなところに石があるか。悪意を感じるでござる」

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 「ちょっと助けてはくださらぬか、まこと殿。このままだと腰が曲がってしまうでござる」

 まことはそれを、ただ見て過ぎるのでした。

 源のメル友、じゃなかった、頼朝が植えた黒松の末裔と言われる木のタネが発芽してきました。

 五葉の発芽はまだのようです。タネを採取した裏のおじいさんちの五葉松は最近私がいない間に切り倒されてしまったので、このタネを発芽させないと、血が途絶えてしまいます。

 責任重大です。


タグ:黒松 五葉松

初心者の香丁木、1年の変化

 2010年の秋に東京支部の先輩にいただいた小さな香丁木。

 初めはこんな感じでした。

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 この写真は3月末のもの。葉っぱ の色が悪くなっていますね。当時はちょっと心配しました。

 4月の例会で聞いてみたら、この時期の生理現象なので心配ないし、すぐ戻ると教わりました。

 それでこの木、素材としては、元々半懸崖だったのですが、何故だか私、それを双幹に仕立て始めました。

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 無人島に木が1本の図となりました。

 どちらの幹を親にしようか迷ったあげく、これまた何故か右の細い幹の方を選んだようです。

 記憶をたどってみると、多分当時の私は、右は細いけど、左よりも模様が出来そうだと考えたようです。

 なのでその細めの幹に、親としての自覚を持っていただくべく、去年は芽摘みを、自分なりに考えながら調節してみました。

 無い脳ミソを使ったので、考える度に頭の中で脳ミソがコロコロ転がって、カラカラと音が鳴ったのを覚えています。

 そんな遠回りの道を、道草しながらも愉快に進み、2010年も終わりとなりました。

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 幹はどうにか同じ太さまで来たようです。

 親幹の方には自然に模様が出来たようです。1年前の私の目は、それほどフシアナではなかったようですよ。

 そして今年は、この木のために勝山さんの鉢を用意しておいてあげました。サービスで、幹も掃除してあげましょう。

 とりあえずおさめてはみたものの、

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 ちょっと向きが気に入らず、再チャレンジ。

 こういう手際の悪さが木にとっては大迷惑です。

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 これで落ち着いたようです。

 1年間でこんな感じになりました。今年は、引き続き子幹を抑えて親幹を太らせ、もっと枝も増やせたらなと思っています。

 あと、切っていいのかよくわからない枝もありますので、今度相談してみましょう。

 だんだん気に入ってきました。良いアドバイスがあったら、五七五でまとめてお願いいたします。


タグ:香丁木

日本小品盆栽協会東京支部 5月の例会のご案内

 5月8日(第2日曜日)、日本小品盆栽協会東京支部の5月の例会があります。

   ★午後1時半より

  「基礎コーナー」

   ★午後3時より

  「教室」

 テーマ 「全員が支部展への出展をめざしてパート4 添えの樹を選ぶ」

 講師: T屋氏

 今年の教室のテーマは「全員が支部展への出展をめざして」。今月の教室は再度、「添えの樹を選ぶ」です。講師からアドバイスを受けます。

 会場: 杉並区立永福和泉地域区民センター3階、第1集会室(井の頭線・永福町駅下車、徒歩5分程)

 永福町駅の北側に「井の頭通り」が通っていますので、それを渡り、渡ったら右に歩いていきます。すぐに水道局がありますので、そこを左に曲がって下さい。会場は曲がってすぐの右手に見えます。不安な場合は駅に交番がありますので、そちらで確認してください。

 会員でない方の見学も歓迎しております(当日会費500円)。

 興味のある方、初心者の方、ご参加をお待ちしておりますので、お気軽にどうぞ。

 6月の例会は、6月12日(第2日曜日)です。


人面足丸鉢、終わりました。

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 またひとつ、名鉢の歴史に残る一品を作ってしまいました。

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 なんてね。

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 鉢作りは爆発なのです。

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 あなたなら、どの顔を正面に使いますか?

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 そんな風に、私を冷たい目で見ないでください。

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 私だって私なりに、精一杯生きているのですから。

 ということで、焼き上がりが楽しみです。

 こんな鉢が似合うのはやっぱり、ものすごくクセのある樹?


タグ:鉢作り

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