焼き締め用の鉢を作る ~僕らの明日~
休日を使って鉢作りをしました。
今年は去年よりもう少し鉢作りのほうも頑張ってみたいところ。
七輪の焼け具合の面白味にひかれ、焼き締めを成形しています。
だって、小さくて味のある手頃な焼き締めとはなかなか出会えませんから。
まずは砂だらけの荒い土で野蛮な八角を作ってみました。
土がボソボソしていて削りにく~い。
でもそれが気持ち良かったりします。
写真ではわかりにくいですが、足が奥まってしまい、ちょっとバランスに不安が・・・
かといって、それが焼き上がってみたら面白くなるかも知れませんので、これはこれで焼きますよ。
こちらは目の細かい土だけの粘土なので表面もなめらか。
これは七輪で焼くべき成形って雰囲気じゃない気もしましたが、おっと、思い込みはいけません。
六角鉢を作るのは二回目ですが、八角よりも作るのが難しく思います。
一応削り出すのに半日かかってしまっていますので、どう焼けるかわからない、もしかしたら割れるかもしれない七輪での焼成がちょっと心配ですが、とにかく試してみないことには始まりません。
駄目になるかも知れないし、面白くなるかも知れないし。
一蒼さんにお願いすれば焼き上がりの姿は想像できますが、やはり私の好奇心がそれを許してくれません。
太鼓胴も作りました。
二作目です。
前回よりも少しサイズが大きかったので、鋲も大き目を打ってみたのですが、そうしたら何だかクセが無くなってしまった感があります。
ちょっと口惜しい。
口惜しゅうて仕方ない。
でも、これも経験ね。
かなり短足に作ったので、裏側をへこませて、穴を3つにしておきました。
落款のまわりの色が変わっているのは、白土を塗ってから落款を彫ったからです。
ちょっと遊んでみました。
最後に釜っぽい鉢。
縁が白くなっているのは、食したミカンの皮を灰にしてまぶしてあるからです。
それがどうなるかって?
知らないし、知りたくもないよ。(←ものすごく印象悪い答え方)
荒い土だと落款が彫りにくくて仕方がなくイライラするので、笑顔に見えるようにしておきました。
私の鉢作りは遊びを突き抜けて、ふざけているのかも知れません。
真剣にやってはいるつもりですが、それだけだとつまらなくなってしまう性格のようです。