明日は支部展のリハーサル
やっと週末になり、鉢作りを進めておきたいところでしたが、明日は東京支部の例会。
納涼展といって、例会の会場で夏の飾りをたのしみながら皆でワイワイやるのです。
そして、新人達は支部展のリハーサルを兼ねて、支部展で飾りたい樹を持って来て講師に相談、アドバイスを受ける日なのです。
今年は私、春以降、支部展での販売のため鉢の焼成等の勉強に追われ、なかなか展示の準備だけに力を入れることもできず、いいえ、それ以上にまだまだ実力不足なのでしょう、あともう一歩のところで飾りがまとまらない状況です。
目標としては、去年は月とススキで静かな秋を表現してみたので、今年は過ぎ行く夏を表現したいというのが前からあったのですが、実成りを期待して柘榴を、講師から譲っていただいたお気に入りの鉢に入れて実成りを待っていたのに、最近葉を落としてしまい、実成りは困難に。
とても口惜しいです。
と、そんなことを考えていても仕方がないので、今日改めて棚を漁って未来の名木達を集めてみました。
しばらく放ったままの樹も多かったので、ついでにあれこれ観察し、掃除などもしておきましたよ。
そうしたら、今頃青つづらふじに花が咲いていました。
しかもとても良い場所に。
思わず、
「オス~!オスはおらぬか~!!」
と叫んでしまいました。
でも、オス木をいくら見ても花は咲いていません。
「ええい、私とて、これでもオスのはしくれ。かくなる上は・・・!!」
そう思いもしましたが、いいえ、私がオスでも私にできることはありません。
そういえばこの樹は去年、特に交配させた記憶もなしに実をつけましたっけ。
運を天に任せました。
さて、これから展示候補の樹の手入れをしておきます。
ああ、あとひとつ、あとひとつだけ奇跡が起こってくれたらなぁ。
迷子のお母さんを探してあげたり、交差点でお年寄りの手を引いてあげたり、今年も私は良いことをたくさんしてきました。
どうか盆栽の神様、私に微笑んでください。