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モミジさんは困ったちゃん

 さてさて、私の属する日本小品盆栽協会東京支部の年に一度の展示会、第36回東京支部展小品盆栽フェスティバルもあと数日に迫ってきました。

 2回目の支部展展示参加となる今回は、山の上に吹き流されたモミジを、その麓には杉を配して、ぼんやり、谷から里へ景色が続くイメージで組み立ててみたのですが・・・

 しばらく前、モミジの葉の先端がチリチリと茶色くなっているのに気付いてしまいました。

 「う、うそ~!!」

 クソ暑い8月なのに私、凍りましたよ。

 私はまだ歴も浅い初心者。

 そうそう他に代りの樹があるわけでもないのでとても落ち込みましたが、なってしまったものは仕方なく、その時は十字を切って盆栽の神様に祈るだけでした。

 「良イコト、アリマスヨウニ・・・」

 そして今月、チリチリがさらに少し進んでいるのに気付き、現実を受け入れ、今年の展示の使用は諦めました。

 2センチちょっとの鉢に入り、置き場所としては朝からお昼くらいまで陽の当たる風通しの良い場所で二重鉢。

 一応気を使っていたつもりだったのですが、それでも駄目なのね。

 

 年に一度の出番の時くらい逆にこっちに気を使って、もうちょっとがんばってくれたっていいのにね。

 チリチリしちゃって、だらしない。 

 しかしながらなんとも、棚を見渡せば全てきれいな葉のままで残っているモミジなどはほとんどなく、多かれ少なかれどこかしら痛んでいますね。

 だって、あんな薄い葉ですもの。

 来年は、その中でも葉がきれいに残っているモミジの多い置き場を使いましょう。

 やっぱりモミジは難しい。

 でも、いいんだなぁ。

 これでまた目標ができました。

 いつか、きれいな葉のモミジを9月に飾りましょう。

 みんなも一緒に、ね!(←?)

 ところで、差し迫った問題として、モミジの代わりをどうすれば良いか・・・

 しずかさんの記事に、今年もとてもステキなお席だとか書かれてしまっていますし・・・

 あ~困った!!

 実に困った!!

 このまま何もかもを投げ出して、どこか遠くへ行ってしまうというのも手です。


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