まこっち捕り物帳 カリンの取り木
2009年3月、このブログを始めた時に最初に載せた写真がカリンの実生の発芽だったと思います。
その芽も今ではしっかりとした「樹」になっているわけですが、その育ちはみんなペースが違っていまして、その中でも何故だかどんどん大きく太くなっていったカリンを今年、途中で取り木しておきました。
もうそのままどうにかするには、私には太くなり過ぎていたのです。
私はあまり太った樹は好きではありませんので、なるべくそう感じさせないようなところを選んで取り木しておきました。
樹に固定したビニールポットをはずすと、根がびっしりでしたが、樹の後ろ側の発根がイマイチ。
日当たりの違いでしょうか。
とりあえずちょっと鉢が緩めになってしまいますが、かなり必死のウサギ鉢に入れて根を作り、次の植え替えあたりでしっかり鉢を締めようと思います。
盆栽はまず根から作り、幹を作り、枝を作り・・・
それが基本だと教わりました。
ちょっと株立ち状になっています。
ただ、取り木と共にテッペンも飛ばしてしまったので、後ろ側に傷が。
今後どうなるか自信はありませんが、今までカリンは実生しっ放しでろくに作ろうともしていませんでしたので、少しがんばってみます。
最後に枝葉をいくらか減らしておきました。
今後、もっと元の方から芽吹かせてしまいたいです。
芽吹かずにはいられないようなムード作りに努力します。
樹作りに大切なのは、ムード作りだと、私はそう教わりました。
ファーストキスを思い出せ、と。
(当然、嘘です)
うまくいくのかなぁ。
とりあえず10年くらい様子を見てみます。
ところで、今日ちょこっと一木一草話の女将のところに寄ってきました。
秋の豆盆栽展が始まりました。
詳しいことは、私もう、お腹ペコペコで書く気力が残っていませんので、しずかさんの記事をご覧いただきたく思うのだよ。
http://ameblo.jp/honobonobon/entry-11359979860.html