第36回 東京支部展 小品盆栽フェスティバルでお持ち帰り
肌寒いくらいの一日でした。
そろそろ秋用のホットパンツを出さないと。
先週の東京支部展小品盆栽フェスティバルの会期中、自分の売店を抜け出してチョロっと買い物もたのしんでおきました。
まずは朝霧草。
こうやって雑然と植わっているとどうってことないですが、
先輩が飾っているその佇まいを見て、俄然チャレンジしたくなりました。
家に持ち帰ると、夜の闇の中で浮かぶように光る白色にうっとり。
来年から朝霧草の小さなものを作り始めますよ。
鉢は・・・どんなのが良いかしら。
あと、来年から挑戦すべく持ち帰ったものに、竹。
金明竹をこれと同じものをもうひと鉢、計2鉢。
何十年か前の盆栽雑誌で、どなたかが、戦前は必ず展示会には竹の盆栽があったものだ、というようなことをおっしゃっていました。
いろいろな大人の事情で?あまり作られなくなったのだとか。
それならば、大人と子供の垣根を越えて、さらに男と女の垣根も今越えて生きんとする?この自由な私が取り組まないでどうする。
そう思いまして、来年から竹に挑戦することにしました。
是非薄鉢に植えてたのしんでみたいのです。
・・・むずかしそう。
イメージだと、まず地下茎を鉢におさめるのにひと苦労で、水が好きそうですし、水管理にひと苦労で、小さくたのしむのに節を詰めるため、皮むきにまたひと苦労で、やっぱし竹はなるべく真っ直ぐに伸びて欲しいですし、その辺の塩梅にまたひと苦労・・・私のイメージが間違っていますように。
最後に、チョロい私がチョロチョロと外の常設の売店を見て回っていた際、面白そうなものを見付けました。
基本自分の展示会の時に花を咲かせているものを買い求めれば、いずれ先の展示会で使えるはずですので、花を咲かせた草を物色していると、私の好きそうな花を発見。
蒔絵萩というんですって。
イタドリと雀の槍が飛び込んだのか、軽石の鉢に一緒に植わってまして、軽石の鉢はいらなかったので、その場で鉢から出してもらってきました。
なので今はとりあえず焼成の際にヒビが入ってしまった焼き損じの自作鉢に入れてあります。
でも、けっこう雰囲気良いですね。
これだけで十分私の孤独を癒してくれます。
花をもっと近くで。
うちの木萩は毎年初夏に花を咲かせてしまうので、蒔絵萩、頼もしい仲間です。
そんな感じで、今回の買い物は草等、皆、数百円のもの。
それでも、入れるべき鉢に入れてしっかり管理すれば1年2年で見違えるということ、それが最近よくわかってきました。
ま、それが難しいんですけど・・・