盆栽掃除の小道具
先日講師が教室に変なものを持って来ていました。
先輩から、そんなもん撮ってどうするんだと笑われながらも、せっかくですので写真を撮っておくのでした。
歯間ブラシですね。
小さな盆栽を掃除する時にはこれが一番ですって笑。
ちなみにこの歯間ブラシは講師の奥様が使っていたお古だそうで。
そう言いながらブラシの臭いをかいでいましたよ。
そういえばこの前講師のお宅に伺った際にも面白いブラシがありましたよ。
「いい加減、買い替え給えよ、君」
と言いたくなる程すり減った歯ブラシ。
いえいえ、わざとこういう形に切って使っているのですって。
これは鉢を掃除するためのものだそうで。
で、私も歯間ブラシを学ぶはマネぶ、してみました。
私はちょっとアレンジを加えて、L字型です。
これを試してみたところ、なんともきれいになるではありませんか。
小さな樹での細かな掃除にはかなり勝手が良いです。
こんな、ボコボコした幹の荒皮マユミだって、すぐにきれいになりました。
また、株元に生える苔やヌメヌメを取るにも良いですね。
ブラシの毛先にちゃんとくっついてくれて、また小回りが利くところがナイスです。
あ、ちなみに荒皮マユミの幹の後ろに生えているのはヒコバエとかではありませんよ。
この樹を剪定する度に同じ鉢に挿しておいたものです笑。
別のところに挿しておいたらどのマユミの挿し穂かわからなくなってしまいそうでしたのでね。
もう発根しているはずです。
挿し木の基本は肥料分の少ない新しい土に挿す、という事かと思いますが、私くらいの盆栽レベルに達しますと、こんな夢のような技術が否応なしに身についてしまうのですね。
肥料も普通にあげちゃってましたし笑。
・・・・。
はい、ただのモノグサであります。
私をマネてはいけません。
マネる時は、相手を選びましょう。