猫足を削り直す
今まで作ったいくつかの鉢の猫足を削り直しています。
一度削りはここまでと決めた鉢をまた削り直すのは難儀ですが、削り終わったものを棚に置いておき時々見ていると、直すべきところが見えて来てしまいます。
この場合、気を付けないと再びの作業で割ったり欠けさせたりしてしまうことも多いのですが、それさえ注意すれば元より悪くなることは少ないように感じています。
もちろんつまらない自己満足の世界ですが。
特に猫足という初めての試みを含む鉢作りではどうしても試行錯誤しながらの作業になり、いくつか作っているうちに、どうすればこうなるというのがわかってきたりしますので、少し前に作ったばかりのものでも駄目さが見えてきてしまいます。
それだけの分の経験を積めていると言えば聞こえは良いですけれど。
そんなだから時間ばかりかかってしまいます。
縁も薄く直したりしていますが、とにかく今までのは足が大き過ぎてしまってますので、カリカリに乾いた粘土を左のように削り直しています。
大きいサイズの鉢ではボディーに対してこれくらいの大きさの猫足もありましたが、小さい鉢でやってみるとちょっとイメージが違く感じてしまいます。
とりあえずこれくらいに足を小さくしてみました。
ちなみにこれは、二鉢目の、高さ2.5センチ程の大きさのものです。
ちょうど人差し指の第一関節くらい。
1月までに多少まとめて作っておく予定ですので、あまりゆっくりやってもいられないのですが、まだ私には手際の良さが身に付いていません。
かといって、気になるところを残したまま焼いてもつまらないので、順々に今まで作ったこの形の鉢を削り直していきます。
そんなこんなで、しばらくは鉢作りに集中しようと思っています。