SSブログ

ベテランさんへの挑戦状

 ひらひら付きの猫足に飽きた私、今度は極薄の短冊風長方に手こずっています。

 とりあえず2枚作ってみました。

 第1号。

2011_1114_201724-DSCF4336.JPG

 足を入れて8ミリ、胴だけで6ミリ。

2011_1114_201906-DSCF4338.JPG

 6.5センチ×2.5センチ。

 第2号。

2011_1114_201950-DSCF4339.JPG

 深さも大きさも、第1号とほぼ同じですね。

2011_1114_202013-DSCF4340.JPG

2011_1114_202239-DSCF4343.JPG

 まだ盆栽を始めて間もない頃、大きな盆栽の展示会を見ていて驚かされたのが、薄い鉢に根がおさまっていたことです。

 どうやったらそうなるのかと、不思議に思ったものです。

 でも、樹が小さくなるとその分大きな盆栽と同じ感じで薄い鉢におさめるのは大変ですね。

 そして管理ですよ、管理。

 私のような初心者にとってはなおさらです。

 でもベテランさんなら使いこなせますよね。

 ふふふ笑。

 この鉢は、ベテランさんへの挑戦状ですよ。

 どんな釉にしようか考え中ですが、こういった形は細い木の寄せ植えなんかがとても素敵に見えるのですよね~

 以前国風展で見た米栂の寄せ植えも焼き締めの奥行きの少ない長方に植わっていて、まるで木の根が地表に出る山道を歩いているかのような気分になれ、素敵でした。

 飽きるまでもう少し作ってみるつもりですが、疲れるんだな、これが。

 いろいろと気を使うのです。

 1号、2号は落葉後のツンツンな枝を意識して鉢も角をとんがらせてみましたが、う~ん、どうなるのでしょう。

 角がきついとそこの釉の乗りが悪くなってしまうので丸くするように言われていますが、これはこれでこのままいってみましょうか。

 

 私としては是非欲しい形でしたので作っているのですが、果たしてこういうの、欲しい人っているのでしょうか。

 あまり売られていないところを考えるとあまりいないのでしょうね。

 以前一木一草話で短冊鉢について話していた際、初心者さんが実生木を寄せ植えにして楽しむのに人気がある、というお話を伺いましたが、厚さについて聞くと、やっぱり多少深さがあった方がいいわね、と言ってましたっけ。

 気が向いたらもう少し深さのあるのも作ってみましょうか。

 できれば焼き締めも・・・

 そんなこんなの短冊鉢入門なのでした。


タグ:鉢作り

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。