気になっていた鉢
名品展からずっと気になっていた鉢がありました。
東京支部のK谷さんの展示です。
左から八房にれ欅、
真柏、
バニーちゃん、
長寿梅(アップ画像無しにて失礼)、
そして山もみじと姫雪ノ下になるわけですが、
この山もみじの鉢の素性を知りたかったのです。
丁寧な作りに、やたらブ厚い縁が、名品展後もいたずらに私の記憶の中で暴れ回っていました。
すっきりしたボディーに、また釉の感じもステキで、それがさらにこの縁の厚さを気にならせるんですね。
心の中で、
「お前、ふざけているのか?からかっているのか?」
と、知りもせぬ作者へ向かって話しかけていました。
それをやっと、先日の東京支部の総会で聞くことができました。
なんとこの鉢は、私が以前から興味を抱いていた「稚松愛草」のものでした。
何を思ってこういう縁にしたのかは知りませんが、これだけ私の脳ミソの中を駆けずり回った鉢を作る「稚松愛草」鉢。
これからの出会いも期待できそうです。
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