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日本小品盆栽協会東京支部 2月の例会をぶっとばせ!

 先日の東京支部の例会後、講師のT屋さんが話していましたが、この人、もう2月に入ってモミジを植え替えてしまっているそうです。

 なんでももう根は動いていて、今のうちに植え替えてしまった方が後の成長が良いのだとか。

 ウグイスカグラなんかも、もう植え替えは済ませているとのこと。確かにウグイスカグラはもう活動を始めているように見えます。

 気持ちは焦りますが、最近ずっと忙しいので、ブログの更新すらままなりません。週末にでもがんばりましょうね。土曜は夕方には仕事から戻れるかな?

 そういえば国風展もあるのですね。今年も仕事でたまたまお知り合いのグリーンクラブの理事さんからチケットをいただいているのです。国風をとるか、植え替えをとるか、その他にもやりたいことはたくさんあるのに、なかなか追いつきません。

 さて、私が東京支部に入会して以来ありえなかった事がおきました。私の例会の記事以外に、春嘉さんbonさんお二人が例会の記事をアップされています。なんだか、絶滅危惧種には変わりないのに、とてもにぎやがに感じれます笑。

 さてさて、いろいろ書いておきたいことはあるのですが、今日はこちらを載せさせていただきますよ。

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 正面はこちら側になるんでしょうかね。

 先日の例会でazeさんからいただいた樹齢ザックリ40年の黒松。

 「ナイス黒松!」

 そんな声が聞こえてきます。

 bonさんの黒松とブラザーでしょうか。

 普段どれだけ陽気にしていても、自分の死を垣間見た人間というのは、その奥にそれなりの何かを感じさせるものを持っています。感じる人は感じるものなのです。

 この黒松、2,3度地獄を見ていますね。

 ....なんてね。

 小指よりも細い幹ですが、肌がボロボロです。

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 玄人はボロボロなんて言い方はしませんね。

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 我が家で最年長の樹となりましたよ。うちに黒松は、あと1本、「渡辺くん」しかいません。新入りで最年長が来て、渡辺くんも態度を決めかねているようです。

 渡辺くん、背伸びしたって始まらないよ。君は君で、いいじゃないか。大丈夫、差別なんてしないから。君はまだまだこれからの樹だけど、つまりは可能性がたくさんあるってことさ。私がT屋さんくらいの年齢になる頃には君も樹齢40年にはなっているんだ。まあ、仲良くやっていこうじゃないか、渡辺くん。

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 さてこの木ですが、先程の向きだと裏寄りに、間延びした強い枝があります。azeさんとT屋さんともお話しましたが、そうですね、やはりこの強い枝をググッと下へ下げて、力のバランスを変えていくことになるようです。

 また来月、例会へ持って行って、詳しくアドバイスをうかがって来ましょう。

 ささ、この木を飾るのに必要なものを考えないといけませんね。

 おぉぉぉぉ......

 飾るって、考えるとけっこう楽しいものですねぇ。もしかして、たくさんの独身男性独身女性の仲をとりもって結婚させていく世話好きなおば様って、こんな感じのたのしみを味わいながらやっているの?笑。

 「この人には...あの人なんかどうかしら?」

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 鉢穴には菌糸がいっぱい。元気印です。

 そういえば、bonさんが共生菌についてT屋さんから教わっていましたね。こういった松類だけでなく、マメ科には共生菌として根粒菌がいて、樹が菌に栄養を分けてあげる代わりに菌は空気中の窒素を取り込んで、樹に栄養としてあげたりするんですよね。

 持ちつ持たれつ。人間もみんなで持ちつ持たれつを意識していけば、無駄な争いは減るかも知れませんね笑。まあ、私は持たれっぱなしですが...

 いやいや、azeさん、良いものをありがとうございました。


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