箱根うるしヅタ
国風展の時に大野さんで買った箱根うるしヅタ。
葉がない、冬の姿。
樹高3センチ。始めての樹種です。
講師から、この樹は結構姿が変わる、と聞いていましたが、さてどうなったでしょう。
一番主張の強かった枝が枯れて、なんとも個性的な姿となっています。
姿が面白いので、ちょっとお気に入り。
葉っぱがついて、樹高5センチになりました。
鉢は木黄さんのに変えました。
鉢の緑と葉の緑の強弱が良い感じです。
脇にガチャピンを添えたいところですね。
それ以外は、剪定も何もせずに、生きたいように生きさせて来ました。
枯れた枝なんですが、
葉の隙間から何かを求めて手を伸ばすが、願い叶わず、みたいに白い枝が伸び出ている様子が何とも素敵で、
これを切ったら間違いなくつまらない姿になってしまうと思い、
あえて残して楽しんでいます。
ツタらしい姿って、どんなでしょうか。
地を這ったり、からまったり、ぶら下がったり。
そんなイメージですが。
ところで、敏感な人はうるしヅタに触れなくとも、近寄るだけでかぶれるんですって。
私は今のところ全然大丈夫ですが。
そんな木を飾っていいのでしょうか・・・笑?
昔、某支部のナニガシさんは、かぶれながらもこの箱根うるしヅタを育てたらしいです。
まわりがやめろと言ってもやめなかったそうです。
その執念とも言える強い意思は、一体どこから生まれてくるのでしょうか。
私がいつも考えるのは、その強い力を発電や、世界平和のために有効利用することはできないのだろうか、ということです。
盆栽と愛好家で発電が可能となれば、きっと盆栽界に明るい光が見えてくることでしょう。