小品盆栽フェスティバル 第35回東京支部展のお知らせ
また改めてご案内するかと思いますが、まずは簡単にお知らせいたします。
日本小品盆栽協会東京支部、年に一度の支部展、
「小品盆栽フェスティバル 第35回東京支部展」
を9月16(金)~18(日)に行います。
会期中は毎日、会場内にて東京支部会員による盆栽基礎講座を行う予定でいます。
会場は上野グリーンクラブ(東京都台東区上野公園3-42 tel:03-5685-5656)です。
皆様お誘い合わせの上、是非ご来場くださいませ。
日本小品盆栽協会東京支部 8月の例会(納涼展)のご案内
8月14日(第2日曜日)、日本小品盆栽協会東京支部の8月の例会があります。
今月は、夏恒例の「納涼展 」です。
★午後1時半より
「納涼展」
テーマ 「全員が支部展への出展をめざしてパート7 展示席の飾り方」
講師: T屋氏
毎年、夏らしい飾りを楽しみながら、お茶やお酒をいただくわけですが、今年は、「全員が支部展への出展を目指して」積み重ねて来た6回の教室の総仕上げと、支部展のリハーサルを兼ねます。
とにかく何か持って来て、楽しくやりましょう!私もヘッポコを持って行きますよ。
会場: 杉並区立永福和泉地域区民センター2階、第3集会室(井の頭線・永福町駅下車、徒歩5分程)
井の頭線永福町駅改札を出るとすぐ頭上に、看板がありますね。
目指すは永福和泉地域区民センターです。そのまま直進ですよ。
最近新しくなった駅舎。そのまま行くと、左に折れます。
左に折れると右手にすぐエスカレータと階段があります。
ここを降ります。どちらを使うかは自由ですよ。
さあ、駅を出ました。
目印は「ボンシューズ」。このお店がやっているのを見たことがありません。
ちなみに、このお店は盆栽エンジェルとは何の関係もありません。
このお店に向かって左を走っているのが「井の頭通り」です。
ここを反対、「大勝軒」側に渡ります。信号は守りましょう。
大勝軒側に渡って右を向きます。
三菱東京UFO銀行の看板が見えますか?見えたらそのまま怖がらずに前進します。
もうすぐですよ。
少し歩けば酒屋の三浦屋さんがありますね。おっと、前を歩いているのは東京支部のS崎さん。
「こんにちは~」
さて、この三浦屋さんの角を左に入っていきます。案内の看板もありますよ。
ここまで来ればもう安心。すぐ右手に見えてくる建物が永福和泉地域区民センターです。
正面入り口はこちら。
中に予定表がありますので、会場を確認してみましょう。
会員でない方の見学も歓迎しております。(今月は納涼展のため、当日会費1000円、飲み物・おつまみ付き)。
興味のある方、初心者の方、ご参加をお待ちしておりますので、お気軽にどうぞ。
9月の例会は、9月16日~18日の東京支部展になります。
コナラー
梅雨の第2幕が始まりましたよ。
さあ皆さん、また挿し木ができますね。肥料はどうですか?
ってね。変な夏です。
暇を見て少しずつ、鉢土につくヌメヌメやハイゴケの類を掃除しています。
これも立派な盆栽の作業なのである。
でも、あの黒いヌメヌメって、何?
もしかして、私の大嫌いなナメクジと何か関係が?
悲しくなるのでこれ以上考えないことにします。
楽しいことを考えて、ヌメヌメのことは後で考えましょうね。
そうそう、コナラについて考えましょう。
私はだいたい、落ち込んだ時はコナラのことを考えます。
そうすると、元気がでるんだなぁ。
寂しい時なんかは、コナラの寄せ植えがいいネ。
寂しくない気がしてきます。
・・・気がして、きます。
気をとり直して参りましょう!
うちで実生したコナラ2年生。
鉢は杉並の愛草こと、誠鉢ですよ。
てっぺんまで6センチくらいです。
立ち上がりがしっかりしつつ小鉢にもおさまったので、けっこう期待してはいたのですが、今日ヌメヌメ掃除で汚れた土を除いてみると、
立ち上がりから根際にかけて、ウロみたいなものが出来ていました。
くやしいけども、私の負けだね。全然気がつかなかった私の負けだよ。
犯人はもういないみたいだけど、なかなかやるじゃないのさ。
今度しっかり状況を見て、このままいけるか確認しましょう。
こちらも同じ年実生のコナラ。
コナラ実生を鉢にあげる際、欲張って太いところをたくさん残して根を作ると、ヌベっとした立ち上がりになってしまいますね。
この樹はうまくできました。
鉢はまたしても愛草(杉並)。
深さ1センチもない薄さの木瓜でしたので、使うのは大変かと思っていたら、案外そうでもありませんでした。
私のお気に入りの鉢でもあり、講師に唯一、
「これは使えるネ」
と言ってもらえた鉢でもあります。
このコナラ、幹が間延びしているのはあとあとどうにでもなるので良いのですが、途中で芽ツボが集まったかのようなところが、ポッコリふくれてしまっているのはいただけません。
いずれ切り戻さないとダメかも知れません。
コナラは車状に出た芽の所は注意ですね。
とりあえず、何だかんだで暇をつぶしながら、10年くらい待てば雰囲気が出てくるでしょうか。
10年なんて、あっという間。
パスタを茹でる時間とたいして変わりませんよ。
・・・・・・
・・・・・・
いいや、絶対に変わるね!
サルビア+ヒヨドリジョウゴ=サルビアジョウゴ
少し前に、7月の例会でazeさんからいただいたサルビアが咲き始めました。
この、小学生が描く花の絵のような姿に、逆にちょっと斬新さを覚えたのは、普段ひん曲った樹を見過ぎているせいでしょうか?
さて、私はてっきりこれで開花かと思っていたら、この花の開花は2段式になっていたのですね。
エイリアンの映画を思い出しました。
そうそう、こういう花が小学校の花壇にありました。
みんなで競って花の蜜を吸ったものです。
ちょっと懐かしい。
この花と形が同じで色が青の、メドウセージというものを昔育てましたが、きっと仲間なのでしょうね。
口を開いた奥の方に、ベロみたいなもの。
これをまた飛びださせるのでしょう。
もう私は驚かないからね。
それともうひとつ、以前ツボミのついたヒヨドリジョウゴを挿しましたね。
結局、花は咲いたのですが、そのまましばらくすると花は落ちてしまいました。
残念。
まだ小さなツボミが残っているようですが、これは無理ですね。
でも、ちゃんと調べていないので確かではありませんが、ヒヨドリジョウゴって多年草ですよね。
だって、草のタネをかまわず投げ入れて放置している大きめの鉢の、昔植えたヒヨドリジョウゴは、まだ生えて来ていますから。
私の、ヒヨドリジョウゴを小さいまま開花させ実をならすという挑戦は、まだまだ続きそうです。
枯れた茎に1個2個の赤い実を吊るす感じで楽しめる時は、果たしてくるのでしょうか。
第33回名品展(2004年)
先日、夜更かしをしてみやもと園さんの「盆栽つれづれ草」で水石についての記事ばかりを探して読んでいました。
興味が薄かった頃は、飛ばして読んでいたのに、不思議なものです。
いくつも読んでいくうちに、2004年の日本小品盆栽協会の名品展の記事を発見。
そこには東京支部講師のT屋さんの席の写真もありました。
2004年というと、今から7年程前になりますね。
講師の樹のサイズも、今より少し大きめのものがあるように見えますが?
モミジも素敵でしたが、三幹になった杜松(杜松宝?)もインパクトがあります。
実を言うと私、以前講師が展示で使っていた杜松宝を見て、面白そうな木・・・と思い、杜松宝を始めたのです。
杜松にいきますよね普通。笑。
私の場合、杜松宝の後、最近になって杜松が来てます。
その杜松宝、今年も講師に教わりながら頑張ったのですが、私の力不足、経験不足で、枝が1本、幹程に太くなってしまいました。
この樹はハサミも使わず、ひたすら芽摘みで調節して作っていくのですが、その加減を誤り、力をそがなくてはいけない枝に元気をつけさせてしまったようです。
でもでも、失敗したおかげで、だんだん加減がわかってきました。
1、東京支部展に展示
2、名品展に展示
3、毎月の例会で樹を飾る
この三つが、私の目標ですが、さてさて、名品展に飾れるのはいつになることやら・・・笑。
受難続きのティリメンキャドゥーラ
いつもお世話になっている私の兄様、清K会のOさんに、以前言われました。
昔のブログ記事を読ませてもらったら、チリメンカズラが切り刻まれてたけど、まだ生きてるの?
そうです。
葉に緑と赤が混在している姿がとても気に入って、私にとっては大昔、上野で購入したチリメンカズラがありました。
確か上野に通い始めた頃でした。
当然盆栽のことなんて何も知りませんでした。
2008年購入時の姿。ハサミはまだ入れていません。
今になって購入時の姿を見ると、
完全に育児放棄された感があります。
お値段も1000円ほどだったかと。
育児放棄された安物のチリメンカズラを、初心者が手にしてしまったわけです。
2009年の春、私はコイツを切り刻んでしまったのですよ。
きっとこの先に何かがある!と、固く信じて。
それでですね、可哀そうに、枯らして当然の扱いをしたわけですが、実はまだこのチリメンカズラ、生きているのです。
でも、このチリメンカズラの不幸はまだまだ続きます。
更なる不幸の写真を探してみました。
・・・ひぁ。
・・・怖い。
去年2010年の7月の写真です。
私はこの写真で、何をしたかったのでしょうか。
まず、土にささっている竹串は何なのでしょう。
そして、31アイスクリームみたいになったトリプル油粕・・・
そうそう、このチリメンカズラ、真夏の多肥実験で活躍してくれたんです。
チリメンカズラに夏を通してたくさん肥料をやり続けたらどうなるかって。
答えは、「あまり吸収してくれてないようだった」でした。
あ、でもでも、今年植え替える際に気付きましたが、たった1年で根が鉢から抜けないくらいにパンパンに張っていましたよ。
ピーク時は、5個くらい油粕が積まれてた気がします。真夏にネ笑。
そんな恐怖の夏もこのチリメンカズラ、枯れずに生き残り、むしろもうこの頃になると、なんだかツヤが出て、生命力が溢れているかのようになっていた印象です。
恐怖や困難を乗り越えて頼もしくなっていくのは樹も同じのようです。
さて、今年になれば、もうそんなバカな扱いはいたしませんよ。
春の植え替えで、今まで寝かされていたのを起こして植え付けました。
この時点で樹高10センチです。
枝が少ないままだからでしょうか、葉っぱは大きいままです。
でも厚ぼったいから肥料不足なわけではないみたいです。
今年の構想としましては、ゆらゆらと炎のように上へゆすられながら伸びる立ち木状のティリメンキャドゥーラ。
しかしだ、まこと、ちょっと待て。
幹に、いつも気になる嫌いな部分があったのです。
ヌベっとしてるところがあります。
この際パチンといっちゃいましょう。
講師も言ってましたよ。
勢い良くパチンとやっちゃうのに限って面白いのができるって。
はい、急遽芯を切り詰めることにしました。
大丈夫です。去年から肥料をしっかりやってきましたので、今年はあちこちから芽を吹き始めていますので、立て替える枝もちゃんとあります。
10センチだったのが3センチ減って7センチになりました。
あれ?ちょっとチリメンカズラらしい姿になったかしら?
遠回りって、やってみるものですね。
よくわかりませんが、葉切りをして中まで日が入るようにしておきました。
ここからは小枝をワシャワシャ出していただかないと困ります。
鉢ももっと小さいものに替えないといけません。
そんな感じで、Oさん、かのチリメンカズラは今こんな感じであります。
今、私も改めて過去の我が暴走を見返し、自分ではずかしくなりました。
しかしね、この痛みが成長というものだネ。
杉並の巨大黒松の正体とは!?
今日は午前中だけお仕事だったのですが、せっかくなので、いつもその通りがてら気になっていた松の大木を、改めて見に行きました。
その松、樹冠がとてもきれいで、見る度に良い気分になるのです。
通りを進むと民家の屋根の上に、こんな風に見えて来るのです。
ね、きれいですよね。
おそらくこちらは東側になるのかと思います。
ちょっと左、つまり南に移動してみると、
こんな風に見えてきます。
確か、以前読んだ「自然と盆栽」誌で、
松類は、根から地上部に送られる栄養などの供給限界が来た時に幹の伸びが止まり始め、その止まり始めた頃から幹の頂上付近に「ユスリ」と呼ばれる微妙な曲が出来、それが次第に樹冠状態となり、横の動きで終わる、
というような説明がありました。
古い樹の樹冠は「なだらか」だというのはそういうことかと、ひとりでうなずいたものです。
この樹があるのは住宅地の中の小さな神社。
それも、駅や大通りからは離れた所で、近くには川沿いの緑地も続き、日差しを遮るものはほとんどありません。
だからこれだけゆったりと樹冠を広げられるのですね。
今日は始めてその神社の中まで探検してみることにしました。
神社の詳しい説明は、教育委員会さんに任せましょう。
ということです。
なんと、樹齢は400年以上ですか。
神社のご神木だからそれだけの間、切り倒されずに、十分根を伸ばせる場所を確保できたのでしょうね。
すぐ近くはボチボチ高級な住宅街だし。
つい最近も、大きくてそれなりに古い赤松が、まとめて何本も切り倒されたのですよ、この近くで。
あたしゃ、怒りと脱力感を覚えたね。
10年近くもその赤松を見て来たのにさ、なんだい。
と、ぶつくさ言ってないで本題に戻しましょう。
そうそう、この辺りにはノッポの赤松はたまにあるのですが、大きな黒松というのはまずないのです。
細い参道を通り、心してその黒松に近付いて行きました。
遠景からはわかりにくかったのですが、この黒松は斜幹でした。
案内によると、樹高は約32メートル、根元幹周囲5.5メートル、目通り3.27メートルとのことです。
写真の感じよりもずっと実物は太く大きく感じます。
引き根がしっかり発達しています。
自分の体を支えるべく、樹も必死のようです。
東京支部の例会で、講師に教わりましたよ。
こういった重心の傾いた樹を植え付ける際には、引き根をしっかり出しなさい、と。
何か言われたら、それが力学的にもバランス的にも正しいんだと言ってあげなさいって笑。
またちょっと話がそれますが、昔テレビでひまわりを使って植物の実験をやってるのをみました。
ひまわりが沢山植わっているもののひとつを、透明の筒の中に入れて、風の影響を受けないようにして育てたのです。
するとそのひまわりだけ細~く育ってしまうのですね。
木は風などの力を受けながら、それでも自分を支えるべくして幹をしっかりさせていくのだそうですよ。
それを考えると、株元がしっかりしていない樹とかは、毎日鉢を横に振り続ければ、しっかりした立ち上がりになるのかなあ笑?
とにかく笑、32メートルの傾いた幹を支えるべく、この樹が傾きとは逆側の根やその付近の幹を発達させていることは、見ていて良くわかりました。
次に植え替える際にはもう少し根を地上に出してもいいかな笑。
手タレを使えず失礼。
幹のウロコ状の割れ、ひとつが私の手の大きさですね。
これ1枚ひっぺがしたら、即、神主さんからタコ殴りにされます。
これでもか!これでもか!っていうくらいにタコ殴りです。
私が、
「ひぃ~!」と悲鳴をあげても許してはくれないでしょう。
あ、これ、東京支部で言う、良い苔?
ちゃんと次の代の黒松も育ってますね。
まわりを見たところ、2本だけでしたが。
親木に万が一のことがあれば、その2本のうちのどちらかが、はてまた兄弟木として二本共?この場所を引き継ぐわけですね。
しかし、ちゃっかりものが、黒松の根張りの窪みにいましたよ。
イヌシデでした。
このあたりにはイヌシデを多く見掛けます。
最後に昭和11年に作られた狛犬を鑑賞して、ちょっと格好つけることにしました。
腕を組み、そのまま時に右手の親指と人差し指を口元に当て、適度に軽くうなづきながら鑑賞すれば、更に格好がつきます。
左側の狛犬は、どうやらマリで遊んでいるようです。
がんばれ、日本!
で、右側の狛犬は、
小さな生き物をいじめています。
喧嘩はよせ!と、助けに入りそうになりました。
踏みつけられている屈辱感が良く出ていますね。
そこが鑑賞のツボです。
・・・自分の教養の無さを心底うらめしく思いましたとさ。
それでも、ちょっと楽しい午後でした。
画集
急にこれくらい涼しくなると、薄着で寝た人がまわりでひとりふたり、必ず風邪をひきますね。
子供の頃、こんな風に涼しい中、学校のプールに入った経験を思い出しました。
ガクガク震えながら入ったものですね。
水の中の方が温かかったりして。
そうそう、プールといえば上野。
上野といえばグリーンクラブ。
ん?
先日上野に行った際、ちょっと変なものを買ってきました。
元々そこのお店ではオスだかメスだかわからない、多分メスだろうという、怪しい八房ロウヤ柿を買ったのですが、
そこのお店の人が昔中国へ行った時に買って来たという書籍も並べていて、ついでに一冊もらってきました。
表紙はこんな感じ。
で、1ページ開くと、
ま、翻訳すると、
「風呂敷を取り出し、手足の指でその四隅を背中側で持ち、高き場所より飛び降りる。これ、ムササビの術なり」
というようなことが書かれています。
さらにページをめくると、
絵がいっぱい。
主に、小動物や虫たちがたくさん描かれています。
昔、お店の人が鉢作りの参考にと買って来たんですって。
結局鉢は作らなかったらしいですけどネ、その人。
さて、毎日いつものように迷子の母を見付けてあげたり、無駄な争いやめさせたり、弱い者イジメをするガキ大将をしかりつけたり、巣から落ちたスズメのヒナをまた巣に返してやったりしていますが、
ちょっと疲れてきていますので、今日はこのへんで。
さらば、枯れパン刑事!
この前上野に行った時、スズメが木の低い所で風を受けて遊んでいました。
スズメは可愛いですね。
さて、先日我が家のカラマツの苗木4鉢のうち、1鉢の葉色が薄く、ツヤがなく感じましたが、やはりそのまま旅立ってしまいました。
今回は、4鉢を日当たりの長短を少しずつ変えて配置しておきました。
今回旅立ったのは、一番長く日が当たる場所のものです。
と言いましても、すぐ横ではコナラが元気にしているくらいの場所ですよ。
真上、南、西はすべて日よけしてあるんです。
午前中、11時頃までは真夏の日差しが注ぎますが、それでもカラマツにとってはキツイ環境なのでしょうか。
これを受けて、残りのカラマツを更に日差しの弱い場所に並びをシフトしました。
残暑を含めて、まだ夏は2カ月近く残っています。
樹の体力が切れてしまわないように、お引っ越し。
樹としてはとても美しい、魅力的な木だと思いますが、とにかく東京が苦手のようです。
それはそうですよね。
春までは北海道にいた苗ですから。
私が徐々に管理のコツを掴んでいきながら、カラマツの方でも少しずつこっちの気候に慣れてくれないかなぁ。
さらば、枯れパン刑事(デカ)!
赤松とギョリュウのその後
今朝、激しい雨音で早朝に目を覚ましました。
強風で鉢がいくつか散乱し、日よけも吹き飛ばされてひどいことになっていました。
東京砂漠は明日あたりが本番でしょうか。
さてさて、6月30日に芽切りした松どもが、次々と二番芽を吹いています。
まだまだ松柏慣れしていないので、この立派な鼻毛みたいな二番芽というものが、ちょっとキモチ悪い。
この樹のテッペンからも出ていますが、赤松を育てていて時々目にする、妙に元気な幅広の葉っぱは、あれは一体何者なのでしょうか。
真柏でいう杉っ葉みたいなものかなぁ?
もっと葉の表面積を広げて光合成しまくりたい、的な。
可愛いくせして、貪欲なヤツよのう。
それと、ギョリュウのその後です。
購入当時(6月4日)。
芯を切り詰め、新梢を下げました(6月26日)。
現在(7月18日)。
・・・爆発しています。
もう、何が何だかわからないほどに大爆発です。
針金で下げなかったテッペンの新梢が大暴走して、怒髪天を突いています。
そのテッペンを挿せば、株立ちギョリュウが出来てしまいそう。
そうそう、6月に芯を詰めた時に挿したのですが、
ギョリュウってすごいのです。
挿して早々に梅雨間の強い日差しを浴びて茶色くなってしまったのですが、完全にしなびた訳でもなかったので、その後もしっかり水やりを続けていたら、今ではそこから芽を吹いています。
根を出したかはわかりませんが、確実に発根しそうな感じです。
また、葉だか枝だかわからないような、ほっそ~い糸みたいな新梢も、試しに挿しておいたのですが、それも発根しそう・・・
風情のあるわりに、とにかくノリの良いヤツです。
あとこの樹、強い日差しにもボチボチ強いと見える。
なかなか愉快な樹である。
aze性のイワシデ
この前の東京支部の例会で、またしても先輩方からいろいろといただきものをしてしまったのですが、今日はその中のひとつ、aze性のイワシデを。
azeさんが昔実生したもののひとつだそうです。
こんなに幹が白くなって・・・実際手にとってみて、ちょっと衝撃的でした。
一体実生後何十年経っているの?
秋田美人だってここまで色白美人ではないでしょう。
「取り木でもすれば小さくなるし・・・」
とazeさんはのたまいけれど、さすがにここまで美白の幹肌だと、そこに刃物をいれるのにはためらいます。
しかしながら、せっかくいただいたのだから、挑戦するのも悪くないかしら。
イワシデの取り木の発根はそれほど良くはない、という風の噂を耳にして、少しばかりビビるところもあるまこと先輩なのでした。
イワシデの葉も良いですね。
派手さはなくとも飽きがきません。
結婚するなら、バラみたいな女性より、イワシデみたいな女性かなぁ。
バラはなにかと手間がかかるしなぁ。
殺菌、殺虫、肥料も喰いますし。
バラのために何かしてあげると、必ずトゲが刺さるし。
友達、恋人ならいいけど、結婚ってなったらやっぱしイワシデだよね。
・・・・・・おっと、久し振りに脳内で雑木と結婚しそうになりました。
危ない、危ない。
先日からうちでは、ホワイトピーチオベーションというバラの開花第2部が始まっています。
元々うちでは3種類の洋バラを育てていましたが、この品種は他のと違い、病気にもめっぽう強く、花の色合いも株ごとに微妙な変化があり、今ではこの品種のみに絞って育てています。
でも、ごめんね。
結婚するなら雑木って、決めてるんだ。
石を愛でる(この先、危険)
昨日土曜日に、上野グリーンクラブでの常設売店夏の小品盆栽と山野草展に行ってきました。
姫書帯草を探していたのですがどこにも置いてなかったので、姫イグサと屋久島アキノキリンソウ他数点を買っておきました。
たいした買い物はしませんでしたが、大野さんからいろいろ教われたので収穫、収穫。
姫イグサを小さくする基本的なところも教えていただきましたよ。
大野さんは樹のこと草のこと、気軽に教えてくれるので嬉しいです。
上野をあとにすると、もちろん向かうは人気女将が切り盛りする都会のオアシス、一木一草話さん。
上野のシメはここに限ります。
この日は盆栽教室の日でしたので、邪魔しないように、お店の隅のほうで、お茶をいただきながら女将と雑談です。
それでですね、みなさんがここへ来ていろいろ買って帰っていると耳にする中で、私に買われるのを待ってくれていたものがありましたよ。
月夜の景色ですね。
石探しが趣味な方の放出品ですって。
こういったのをひとつ欲しかったのです。
今年はこれで月見です。
一句詠んじゃおうかな?
私の石第1号はこんなのから始めてみました。
細くて悪いか!? ~ツクバネウツギ~
先日の例会に講師が持って来た樹をもうひとつ、アベリアです。
「これ、あの、アベリアなんですよ。アベリアって言うよりはむしろ、日本語でツクバネウツギって言っていますから、ツクバネウツギって言ったほうが情があって良いよね」
と、講師。
情があって良いよね・・・
なんともまた粋な言い回しをするじゃないの。この言い回し、貰った。
これ、あの、ティッシュですけど、ティッシュって言うよりかはちり紙って言ったほうが情があって良いよね!
・・・う~ん、なんか違うな。
この樹はその辺の公園やら道路脇に、あちこち植栽されています。
今の時期に花が咲いて、秋には葉の紅葉も楽しめて、冬、花が落ちて、葉も落ちても、ガクの部分が残り、その風情がなんともおもしろいとのことです。
早速私も、先日植え込みからひと枝もらって来ましたよ。
写真の樹は、もう10年程この小さな鉢に入っているそうです。
幹も古くなっています。
最近は花自体も少し小さくなったんだとか。
講師はこういう細くて趣のある樹がお好き。
写真をお願いしたら、
「上から見ると、軸がおもしろいでしょ?」
と、上からの写真も勧められました。
良いですね~。
私はこういう細い樹の良さを東京支部で教わった気がします。
間近で手にとって見る時の驚きったらないんですよ。
入って間もない頃、皆でご飯を食べている時に、S崎さんがカバンの中からゴソゴソと取り出した小さくて細くて古いニレケヤキのインパクトは今でも覚えています。
親指の爪ほどの鉢にうん十年入っているそうです。
そういった小さくて細くて古い樹はお店ではまず売ってませんので、自分で作るしかないのですね。
私も将来おおいに激しく自慢出来るように、いくつか作り始めています。
ま、その頃の新人さんに、
「太いほうがいいよ~。まあ、枯れかけたまことおじいちゃんには細いのがお似合いだけどネ!だって幸、薄そうだもん!アハハハ!アハハハ!(若手一同爆笑)」
なんて笑われたら、寂しい顔して即ヤケ酒ですけど笑。
ガラパゴス。
時代から取り残されたかの様なこの会には、時に妙な驚きと美しさがあります。
と、とりあえずそうまとめておきましょう笑。
僕、ヒョウタンボク。
先日の東京支部の例会で見せていただいたT屋さんのヒョウタンボク。
ちょっと葉焼けしてしまったそうです。
鉢はご自分のですね。
今年の春の東京支部の親睦会で「やまあい」さんへタネ木探しに行った際、小さな小さな、ツボミ付きの枝を挿したかのような赤花ヒョウタンボクを大事そうに持ち帰るT屋さんを見て、この人はそれをどうするつもりなのかと、密かに興味深々でした。
帰りにT屋さんを含め数名で寄った一木一草話さんでその目的が判明。
その花粉が欲しかったとのこと笑。
つまり、その花粉を使ってこのヒョウタンボクの実をつけたそうです。
交配させなくとも実は付くそうですが、やはり実が小さく、また、ポロリと落ちてしまうようです。
ちゃんと付けば1カ月は実がとまっているし、実は毒なので鳥も食べない。自分で楽しむにはとても良いのですが、秋の展示会まではもたないので展示に使うには「塩梅が悪い」ようです。
昔一時期人気があったというこのヒョウタンボク。
こういった産毛のある葉の木は、葉をあまり触らないほうが無難だそうです。
というのも、寒さから身を守るため、害虫から身を守るためなど、だいたいが身を守るためなのですね。
俺に触っちゃやだよ、ということなんだそうですよ。あんまり触っていると葉が枯れることだって。
まるで思春期の私のようです。
樹の管理というのはこうやって、葉を見たり、植生を調べたりして、それに習っていけば良いとのことです。
それにしてもなんでしょうね、この幹の感じ。T屋さんちの棚でも古いものだそうです。
こういう樹を見ると、一体最初はどんな姿だったの?と聞きたくなるのがビギナーイズム。
そこでそれを聞いてみると、最初はただまっすぐの棒だったんですって。
それを切って切って、時には枝が枯れて、そんなこんなでこんなになっちゃったそうです。ちなみにT屋さんは樹を作るのに針金をまず使いません。
このヒョウタンボクとか、あとギョリュウなどは、まっすぐの棒でも時間が経つうちに枝が枯れたりして、自分で出来てくるみたいです。
なるほどねぇ~。
それには長く管理できないとダメですね。
あと何回、キツイ夏を乗り越えさせれば良いのか・・・
おっと、私は今を生きる男です。
明日のこと?そんな先のことは知らねぇよ。
昨日のこと?
そんな昔のことは忘れたよ。
・・・・・・。
さてさて、うちにもヒョウタンボクがあります。
去年園芸店で買ってきた比較的まっすぐな、冴えないやつです。
まっすぐでも勝手に出来てくると聞けば俄然盛り上がってきます。
剪定した際にでも、少しだけ増やしておきましょう。
日本小品盆栽協会東京支部 7月の例会とはなんぞや?
さてさて、今回は駅から例会の会場へ向かう道の目印をブログで紹介するため写真におさめながら向かいました。
誰とは申しませんが、わかりにくいと苦言を呈されることがありましたのでね笑。
その作業に一生懸命な私の横を、こいつ何やってるんだ?という顔のおじさまが。
誰かと思えば実モノ好き好き東京支部のS崎さんでした。
不思議な生き物を見るような眼で私をじ~っと無言で見詰めています。
カメレオンのように。
「何かしゃべれ!」
と、世代を越えて頭をひっぱたこうかと思ったものです。
DVDプレーヤーすら動かせないというS崎さん、その私の作業を説明してもわかっていただけないようでしたので、とりあえずハイタッチしておきました。へ~イ!
これで二人とも上機嫌です。
やっと会場の建物まで着くと、今度は建物の中、2階の窓越しに笑顔が揺れているのが見えました。清K会会長でもあるA藤名人が、仏様のように、にこやかに笑いながら下界の私を観察しています。
くやしいので写真にとっちゃいました。
それでですね、日本小品盆栽協会東京支部7月の例会の内容といたしましては、
基礎コーナーが夏場の管理について、
そのあとの教室が、水石・添配についてでした。
水石・添配のレポートにつきましてはbon解説員がとてもわかりやすくまとめてくれてますので、こちらを謹んでごらんあそばせ。
今年は小品を楽しむ皆さん、今のところいくつの樹を悲しい姿にしたのでしょうか。
毎年思いますが、私は梅雨の中に急に強い日差しが差し込むようになる頃に樹をダメにしてしまいます。
去年を反省して、今年は6月中にスダレをかけたのですが、それでも、楽しみにしていた姫クマヤナギとか、姫シャラなんかをやられてしまいました。
注意する樹種として講師は、
キンロバイ、モミジ、ムラサキシキブ、ボケ、クマヤナギ、ヤブデマリ、ケヤキなどの雑木類、山草類をあげています。
講師も先日キンロバイをチリチリにしてしまったそうです。
あと、「ヤブ」と名前についているものは日陰で生きるものが多いので、しっかり日よけした方が良いそうですよ。
破れかぶれのギャンブラーとか、
金に目がくらんだヤブ医者とか。
だいたい日陰で生きています。
あと気を付けるものとして、樹種とは別に、今年植え替えたもの。
小さい盆栽で今年植え替えたものは、やはり梅雨中にもう寒冷紗に入れてしまったほうが良いみたいです。
日よけのポイントまで、絵に書いて説明していただきましたよ。
また、水やりについても教わりました。
目的としては乾かして枯らさないという事の他に鉢中を冷やすという事があるようです。
真夏は鉢が、ものすごく熱くなっています。
手に持って潅水すると、底穴から出る水もお湯になって出て来るんですよね。
講師は熱い状態から冷めた状態、それだけの温度差を生きられる植物の強さを語っていました。
そう言われればそうですよね。
どこかで、海からあげた魚を人間が素手で触ると魚が火傷すると聞いたような。
冷たい水で生きる魚にとって、人間の体温はかなりの高温に感じるからだとか。
そして、葉っぱが痛むことなんてないので葉水もしっかりやると。
昔、水滴がレンズの役割をして葉を痛めると聞きましたが、そういえば、私は今年の夏、葉水を霧でなるべく頻繁にやるように意識していますが、その害を感じたことがありません。
まとめてみると、小さな盆栽にとって、夏はとにかくジャブジャブ水をやることが大切のようですね。
ジョウロで一度通るだけでなく、3回は通りなさいと。
夏にそれで根腐れを起こすことはないから思う存分やるがよい、と、ギラギラした目で高らかに主張する講師なのでした!
私は朝と、夜帰宅後7時8時頃の潅水になりますが、朝、出発前の水やりを終え、棚を離れる際の不安ったらないですね。
やり残しはないはずですが、あったらどうしようとか、ついつい考えて足が止まってしまいます。
亭主が、妻の大事な反物を持って酒に替えようとするのを止めようと、妻が亭主の足にしがみつき、
「お願いだから、その反物だけは!それはおっかさんから・・・」
「え~い、離せ!離さねぇか!」
と亭主は妻を蹴り飛ばす。
そんなドラマに似た風景が毎朝うちではおこなわれているのです。
時にはなりきり過ぎて、本当に鉢を蹴り飛ばします。
盆栽は、静かな遊びのようで、実はバイオレンスなのですよ。
夏に水をじゃぶじゃぶやることで根腐れすることはないけれども、一度水切れで樹を痛めたものは、結局根を痛めていて、その状態で水をじゃぶじゃぶやるから根腐れをするので、
水切れで痛めたものはしっかりドブ漬けして、あとは少し軽めの水やりで良いとのこと。それをやらないと根腐れしてしまうんですってよ。
夏の根腐れの原因は、水のやり過ぎでなくて、水切れ。
私の根性が腐っているのも水切れが原因でしょうか?
日よけ、水やり、殺菌、殺虫、実モノ花モノの剪定、皆さん不安なところを次々と質問していました。
それぞれの環境で、みんな悩みながらやってるんだなぁと思ったものです。
まだまだ夏は続きます。
皆さんお互いに水やり、がんばっていきましょう。
日本小品盆栽協会東京支部 7月の例会はさておき、役員会
汗をかきかき永福町へ。
今日は日本小品盆栽協会東京支部の例会でした。
窓際では、S崎さんが樹を飾ってました。
鉢はすべて自作でしょう。
最近先輩方が例会であまり樹を飾ってくれないので、ちょっとさみしい。
以前S崎さんが、
「盆栽の会なんだからよぉ、樹を飾ろうぜぇ」
と以前皆に漏らしていたのを思い出します。
このニオイカエデ。
なんだか実がついたそうです。
最初は青で、1週間もするとこんな色になったのだとか。
実モノ大好きのS崎さんにとっては、ニオイカエデも実モノのひとつです笑。
例会のレポートはまた今度にしまして、今日は例会後の役員会を終えてのひと言を。
ここしばらく、東京支部ではいろいろとあり、今まで中心になって行事を取り仕切ってきた方々が不在の中、それでも役員のT岡さん、M越さん中心に、皆で協力しながら進めています。
入会して間もないbonさんにまで手間のかかる仕事を引き受けていただきました。
私が入会して2回目の東京支部展になるわけですが、
見るだけだと「楽しい展示会」というだけですが、いざ会の中に入り、運営する側の仕事を見てみると、本当に細々とやることがあるのを知ります。
今年はそれを、去年以上に知りました。
これどうすりゃいいんだ~?などと、たくさんの仕事に困った顔をする先輩でしたが、
私が手伝えそうなことはほとんどなく、そんな状況がちょっと辛かったりして。
でも、そうこうしながらもだんだんと支部展の準備は進み、今日の役員会では当日の係についても話し合いました。
また、毎年支部長にもやっていただいていた、展示会場での盆栽基礎講座ですが、当初は開講も危ぶまれましたが、どうにかこれもできそうです。
さて問題は、席数。
ご病気の方、引退された方、寒冷紗が吹き飛んで樹がまるまるダメになってしまた方・・・笑。って、笑っている場合じゃないですね。ふふふ。
今の感じだと、20席程しか埋まらないのでは、とのこと。
どうにかしてひとつでも席数を多くしないと、会場までワビサビの展示会になってしまいます。
真柏の芽摘みすらまともにできない私です。
今年の展示に関して、半分あきらめかけたり、いや、どうにかやってみせる!と思ってみたりを行ったり来たりしていたわけですが、
人様にお見せできるような展示とは言えなくても、一応、今年1年展示を目指して下手クソ素人なりに頑張ってきたのだから、
1年の成果を見ていただくという意味で、ここはひとつ、最後まで諦めずに展示を目指そうと心に決めました。
きっとどうにかやりようがあるはずです。
日本小品盆栽協会という名前の重さにビビったりするのもやめましょう。
絶滅危惧種のパンダだと思えば可愛いものですよ。
この夏、精一杯水やりして、来月の例会に、自分なりに1年頑張ったという樹を選んで持って行きましょう。
選べる樹なんてほとんどないですが、とにかく初心者の私でも、ずっと盆栽を中心に生活してきたのですから、何かできるかも知れません。
今、私に触るとヤケドしますよ。
勝手に会の苦しいところを書きましたが、趣味者の盆栽会を少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。
入会して1年と7カ月。
気が付けば、私もすっかり東京支部の一員。というか役員・・笑。
役に立たない役員です。
トンボが遊ぶ屋久島ススキ
今日もコンクリートジャングルはホットでヒューミッドでした。
そんなカタカナ英語がいつも以上にイライラを誘う2011年の夏、
いかがお過ごしですか?
今夜もイネ科のノリでいこうかと思います。
屋久島ススキ。
5月末くらいに株分けして、杉並の愛草と呼ばれる私の素晴らしい小鉢に植えたわけです。
株分け当初は、その剛直な根の処理に苦心したことからも、感じることはありましたが、
枯れていく葉が沢山出ました。
なので、先月の東京支部の例会に持って行ったのですが、
講師から、もう枯れ止まって来たんじゃないの?というようなコメントをいただき、ちょっと安心。
株が充実してきたら、イネ科と共生関係にある南蛮ギセルを植えるとブラボーだよ、というアドバイスもいただきました。
南蛮ギセルは私、持ってませんが、きっとどこかの優しい方が私の棚に種をまいてくれることでしょう笑。
その後この鉢は、鉢の大きさも考えて、日の当たる時間を少しずつ調整していきました。
そうしてやっと、調子が出て来たようです。
一応、今までに枯れた葉はきれいに取ってしまいましたが、
これから葉が枯れても、それはそれで残しておいて、
秋にその景色を楽しむという、大人なことをしちゃおうかと企んでいます。
それにしても、この杉並の愛草のトンボ鉢、素敵ですね。
土壁のような色合いにうっすらトンボの姿。
今日、野暮用で吉祥寺に行って来ましたが、
週末の混雑激しい吉祥寺駅の構内で、出口を完全に見失い、
駅の白い壁に向かってひたすらタックルしているトンボを見掛けました。
「君が望んでいる自由はそっちじゃないよ」
と教えてあげようとしましたが、あまりの人ごみに、その願いは叶わずでした。
この鉢の釉薬に使われている灰は、一蒼さんが自分で作った灰で、
「自然の灰だから、早く時代がノルよ」
と言ってました。
貫入の奥に、所によっては薄い青色が出ていて、
私と一蒼さんの最高のコラボ作のひとつとなっております。
(コラボとは失礼な。一蒼さんは、君の先生ですよ。)
足を短く、底穴も小さく作りましたが、
鉢の小ささ程乾き過ぎず、今のところ使いやすさを感じています。
胴の丸みも丁度良いね!
はい、今日は自画自賛で攻めてみました。
七夕
今日は七夕ですね。
それじゃ、七夕にちなんで、モミジの「織姫」でも。
・・・なんて恥ずかしいのでやりませんよ笑。
詩人というのは案外ハニカミ屋なものなのです。
さて、今日は我が家に最新の盆栽用潅水システムが届きました。
棚に専用の定点カメラを設置して、出先からでも携帯電話で棚の映像を見ることができます。
もちろん引きも寄りも簡単な操作で操れますので、鉢の乾き具合がクリアに目視できます。
また、オプションの水分感知センサーも一緒に取り寄せてました。
これは小さな針状のセンサーですので、特に乾きが気になる小さい鉢などの用土に刺して使います。
そうすると、携帯にその鉢内の水分量のデータが随時送られてくる仕組みになっているのです。
こうして、映像と水分量のデータとを確認しながら、潅水の必要を感じたら、携帯画面上の潅水ボタンをクリック。
これだけで、出先から潅水をすることができます。
潅水ノズルは出先から簡単な操作で、霧からジェットまで、強弱も操作できるのです。
だから、葉水だけってのもありですね。
これで私の盆栽ライフもさらに充実することでしょう。
あれ?七夕って、嘘をついても良い日とは違いましたっけ?
盆栽にそんなシステム開発する会社なんてないでしょうし、
あったとしても、
はるか昔、魔法使いにいたずらをしてその怒りをかい、お金が寄って来ない魔法をかけられてしまった私ですから、
そんなもの買えませんよ笑。
では、うちの織姫モミジを。
結局載せるのネ・・・
この前の日本小品盆栽協会の本部の交換会で手に入れた織姫です。
セリ人さんは「舞姫」と言ってましたが、私はその品種を知らないので、勝手に織姫と判断いたします。
だって、うちの織姫モミジと全く同じ感じなのですから。
私の管理の確かさのおかげで節間も詰まって育ち、葉も茂り、これからの姿にますます期待が持てますね、はい。
ただ、先月に植え替えてみたところ、根が全然ダメでした。
なので、今土の中は取り木に近い状態です。
まずは根から作ると、講師から口をすっぱく言われていますので、
しばらくは根作りを頑張ります。
この品種は発根の具合も良いようですので、来年にはきっともっと良い根になっていることでしょう。
枯らさなければ笑。
モミジなんかは特に根張りが良いと詩的になると聞きますので、詩的な根張りを目指して頑張ります。
あと、買った時、子幹的な枝が間延びしていて少し気になったのですが、
私の詩的な管理のおかげで、元の部分の芽ツボから芽が吹いてきました。
ますます期待してしまいますね。
倒木の枝が幹となって、軽く吹き流されているような、ちょっと詩的な樹形を目指します。
そんなこんなの七夕でした。
スローライフのトウカエデ
私の場合、盆栽がやりたいと思ってから、まずタネや芽を探し歩きまわりました。
そこが、私が「残念なヤツ」である証なのでしょう。
3年前に近所の神社へ行った際、小さな芽を見付けて、持ち帰ったのですが、
育ててみたら、トウカエデでした。
何の芽だかわからないのによく育てたね笑。
正体不明の芽を沢山育てましたよ。
それで、この芽がトウカエデとわかってからも、とりたててどうこうする訳でもなく、3年間、地上部は1、2度挿し穂を取るのに軽く剪定しただけ。
テッペンを切ったので、まっすぐの木が途中で二又に分かれて、そのままです。
植え替えたりで根をいじることはありましたが、地上部に関しては、他は何もいじくってないのです。
このトウカエデ、もう去年から、上に伸びることもやめたようです。
枝すら伸びません。
枝は、あることはあるのですが、
節が詰まってばかりで、たいして伸びません。
肥料は一応ほどほどにあげてるのですが・・・
私、カエデって買ったことがないので、他のカエデの育ちというのを知らないのですが、
こんなに成長がゆっくりの木なのですか?
なんとも退屈な木ですこと。
仕方がないので、てっぺんが二又になっているので、そこで取って、双幹(まだ気が済まないの?)のちっちゃいのを作りましょうか。
取り木はやっぱり片根になってしまいますね。
挿したものはほどほどに発根してくれました。
でもやっぱり超スローテンポで、時々、
「起きてる?」
と聞きたくなるくらい。
ほとんど変わらない姿に、育てている実感を持てません。
ところで・・・
今日、朝マックしようとしたら、歩道とマックの敷地の間の排水溝?の網の下に何か生えているのを発見。
寄ってみたらトウカエデ。何度も何度も踏まれて来たようです。
天然の(人工の?)剪定。
どんな枝になっているか、網の中がとても気になりますね。
一応盆栽名人のブログなのに、つまらない樹しか載せられなくて、ごめんよ。
私がこんな体なばっかりに。
ゴホゴホ。
良い知らせと悪い知らせ
さあ、ゴロゴロ始まりました。
パチパチと雨の滴が打ちつける音・・・かと思ったら、
実際は、さっきトウモゴロシを茹でていて、そのまま忘れ、お湯がなくなってパチパチ、チリチリと鍋が焼ける音。
危ない危ないと火を消したら、本当の雨音が始まりました。
うちではこんなドタバタがよく繰り返されます。
雨はすぐに止み、空気が涼しくなりました。
さてさて、今朝水やりをしていたら、 青ツヅラフジにツボミを発見。
ちゃんとオス木にもツボミがついているのですが、この青ツヅラフジは根がまだ出来ていないので、実はあきらめます。
残念。
暴れた根っこを今年の植え替えで半分程処理、来年また植え替えて、小鉢におさまるようにします。
普段は忘れられたようにほとんど手をかけていない樹ですが、実は内心この樹にはちょこっと期待しているのです。
それでだな、良い知らせと悪い知らせ、どっちから聞きたい?と、映画の中の外国人みたいな話口調で。
良い知らせ。
少し前、日差しが強くなったあたりで水切れをし、葉を落としてしまったクマシデ。
やっと新しい芽を出してくれました。
まだ枯らすわけにはいかんのです。
悪い知らせ。
悪い知らせのほうはだネ、五葉松が枯れました。
♪ヽ(^。^)ノ ♪ヽ(^。^)ノ ♪ヽ(^。^)ノ ♪
大宮の盆栽祭りで買ったお気に入りの五葉松・・・
八房チックで期待してたのに・・・
鉢を作ってあげようと思ってたのに・・・
弱虫っ・・・
松って、ダメージを受けてからもけっこう普通の姿でいるので、枯らす原因がわかりにくいです。
枯らせた五葉は、ひと月程前に、ちょっと気になりはしたのですが、そこまででした。
五葉松、去年はひとつも枯らせなかったのに、今年は実生苗を含めて5、6本枯らしてしまいました。
口惜しいけど、この前の例会で、T屋さんも、五葉を枯らせたって言ってたしね。
取り木して株立ちにした五葉を薄い鉢に入れておいたら水切れで枯らせたって。
水切レダッテ。
基本中ノ基本ッスヨ。
玄人ノ失敗ッテ、癒サレルナァ~
玄人ノ失敗談バカリヲ集メタ本ッテナイノカナァ~
そんなこんなの夏の日でした。
おまけ。
最近こいつがうちの棚を行ったり来たりしています。
オヌシ、何者?
石原のおばあさんと蝋梅(ロウバイ)4
朝、棚から鉢がひとつ落ちていました。
幸い鉢は割れてなかったので、こぼれた分の土を入れ直すだけで済みました。
うちの棚は風通しが結構良いみたいなのです。
今日の東京砂漠は強い日差しの上に風もまあまあ強く、仕事中、ちょっとソワソワ。
でもですね、なるべく気にしないようにしています。キリがないですから。
家に帰ってきたら、せっかく発芽したケイトウがシナシナになってました。
昨日思い切って、より日差しの当たる場所に出したところだったのです。
ううん、加減が難しい。
小さく薄い鉢なので、もしかしたら用土もさらに細かい1ミリ以下のものを使っておいた方が良かったのかも知れません。
再チャレンジです。
杉並のピンポイント予報は35度まで上がると見た気がしましたが、何度までいったのでしょう。
私、基本外仕事です。毎年夏は数人がダウンします。
今日くらいならまだ多少楽な方。
これからもっと辛い日が来るのですよ。
さて、仕事中に昔何度か記事にした石原のおばあさんのお宅へ。
コブシ、ロウバイ、サンシュユなどの庭木のある家で、ご主人を亡くし今はひとりで住んでます。
こちらの庭のロウバイの枝を以前いただいて、実生苗に接ぎ木したのですが、失敗でした。
ううん、残念。
今、88歳。足腰もしっかりしていて、しっかりとした歩みで、それも結構なスピードで、買い物カートを引っ張って、近所のスーパーへ買い物へ出かけるのをよく見掛けます。
「元気ですねぇ~」
と言うと、
「年金暮しで世間に負担かけちゃ悪いから、死んじゃった方が世の中のためなんだけど、今は長生きでしょ?生きてる以上はちゃんと動けないとまた迷惑かけるしね。ガタはくるけど自分にムチ打って元気にしてるのよ」
毎度、そんなリアクションに困ることを言ってきます。
私はこのおばあさんが好きです。LIKEじゃなくてLOVEのほうで。
・・・あ、間違い。LOVEじゃなくてLIKEのほうね。
英語って難しい。
「今は年金で生活させてもらってるけど、主人が生きてる間は、外食なんて全然できなかったのよ。家で、とても人様には見せられないような食事で生きてきたのよ。今は遊びもいろいろあるし、みんな簡単に外食するけどネ。
当たり前のようにいろんなものがまわりにあるから、ゴミも捨てていくのかねぇ?ま、みんなが望んでこんな世の中になったのかもしれないから、私が文句言っても仕方ないけど、でも、世の中変わるの早過ぎるよ。良いんだか、悪いんだか」
と、にこやかに毒を吐きます笑。
おばあさんの半分も生きていない私にしてみても、中卒の無学な母からではありますが、私が子供の頃教わった価値観が今は意味をなしていないと感じることがよくあります。
時代は変わったようで。
ふふふ。面白いこと思い出しました。
子供の頃、母に「ジュースが飲みたい」と言ったのです。
そうしたら、良いよというので、喜んで缶ジュースを買って来たら、家で思いっきり怒られたのです。
ビンの大きいの買った方が安いでしょって笑。
子供心に相当インパクトがあったようで、しっかり記憶に残っています笑。
さて、先日ぞをさんのブログで無理やり聞かされた曲が耳から離れません。
暑さも手伝って、昼間炎天下、頭の中でヘビーローテーションです。
ひとりでこの苦しみを背負うのは癪なので、道連れを作ろうと思います。
日本小品盆栽協会東京支部 7月の例会のご案内
★午後1時半より
「基礎コーナー」
○夏場の管理について
★午後3時より
「教室」
テーマ 「全員が支部展への出展をめざしてパート6 添配の使い方」
講師: T屋氏
今年の教室のテーマは「全員が支部展への出展をめざして」。今月の教室は、これまで「主木」、「添えの樹」「草」と選んできましたが、今回は席飾りの可能性を大きく広げる「水石・添配の使い方」です。
会場: 杉並区立永福和泉地域区民センター2階、第1集会室(井の頭線・永福町駅下車、徒歩5分程)
永福町駅の北側に「井の頭通り」が通っていますので、それを渡り、渡ったら右に歩いていきます。すぐに水道局がありますので、その手前を左に曲がって下さい。会場は曲がってすぐの右手に見えます。不安な場合は駅に交番がありますので、そちらで確認してください。
会員でない方の見学も歓迎しております(当日会費500円)。
興味のある方、初心者の方、ご参加をお待ちしておりますので、お気軽にどうぞ。
8月の例会は、8月14日(第2日曜日)です。
俺たちに明日はない! ~カラマツ~
うちには若いカラマツが4本あります。
朝家を出る際、元気な姿で見れるのはこれで最後なのではないのかと、いつもそんな切なさで出掛けます。
私とカラマツはそんなギリギリの関係なのです。
俺達に明日はない?
それならば、元気なうちに一度、皆さんにその姿を見てもらおうではないか、カラマツ君。
若い樹ではあるけれども、その姿、捨てたもんじゃないよ。
ちょうど雪道で滑った時の姿をイメージした樹形に作ってあります。
これも自然の厳しさです。
3月にうちへ連れ帰り、ビニールポットから素焼鉢に移して、軽く芽を摘んだだけです。
立ち上がりの曲は生まれつき。
そんな素朴な姿を案外気に入ってます。
ちなみに、樹をまっすぐ起こして植え付けると、「膝かっくん樹形」になります。
さて、うちにあるカラマツはすべて3月に買ったものです。
3月11日。大地震の日です。
私はこれらのカラマツを持って4時間も5時間も歩いて自宅へ帰ったのですね。
非常事態を共に過ごすと、そこには日常では生まれないような恋が芽生えることがあるそうです。
心理学の先生がそう言うように、私とカラマツとは特別な恋心で結ばれていて、誰もそれを邪魔できません。
とふざけてみるのも良いですが、どうやらここ数日で葉が一部赤くなってきているようですね。
紫外線で日焼けしたのでしょうか。
私の恋心発言で照れているわけではないことは確かです。
危険な夏が来るというのに、これから開こうとしている芽もあります。
君、やめときたまえ。
思い直して一度閉じ、来年にでもとっておきたまえよ。
とにかく我が家のカラマツ事情は樹形云々よりも、とりあえずは夏を乗り切ってもらい、できるだけ長生きしてもらうことがテーマです。
7月2日は半夏生なんですって。半夏生
半夏生(はんげしょう)は雑節の一つで、半夏(烏柄杓)という薬草が生えるころ(ハンゲショウ(カタシログサ)という草の葉が名前の通り半分白くなって化粧しているようになるころとも)。
七十二候の一つ「半夏生」(はんげしょうず)から作られた暦日で、かつては夏至から数えて11日目としていたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっている。毎年7月2日頃にあたる。
農家にとっては大事な節目の日で、この日までに農作業を終え、この日から5日間は休みとする地方もある。この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけないとされたりした。また三重県の熊野地方や志摩地方の沿岸部などでは、ハンゲという妖怪が徘徊するとされ、この時期に農作業を行うことに対する戒めともなっている[1]。
上方ではこの日に蛸を、讃岐では饂飩を、福井県では大野市などで焼き鯖を食べる習慣がある。
この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)といい、大雨になることが多い。
ヒヨドリジョウゴを挿してみる
ヒヨドリジョウゴという草があります。
けっこうその辺に生えているのですが、私はね、この草が好きなんですよ。
名前が良いじゃないですか。それとね、百人一首にこんな歌があるんですよ。
・・・なんてね。
私にはそんな教養は、残念ながらありません。
てへっ笑。(可愛く笑って許してもらう)
3、4年程前のことでしょうか。私にとっては昔々ですが、空き地に生える草に、ツヤっツヤの赤い実がついているのに心を奪われ、口から魂がモワッと抜けてしまったことがあります。
見た目の情報と、おそらくナスの仲間だろうという勘を頼りに調べてみると、その草はヒヨドリジョウゴという名前でした。
早速実からタネをとって実生したものです。
当時は草を小さな鉢に入れて楽しむなんてアヴァンギャルドな遊びを知らず、大きな鉢に植えましたので、随分と伸びて、ツル性の植物ですのでそのまま垂れて育った記憶があります。
しばらく前からもう一度試したいものだと、タネをまいたりしていましたが、今日道端で、ヒヨドリジョウゴがツボミをもって生えているのを目にして、
これをツボミを残したまま挿して、運良くツボミが落ちないまま根が出てたら、即席で小さな実成りを楽しめないものかしらとずうずうしいことを思い、ツボミ付きの茎を2本持ち帰ってみました。
どうやって出先で持ち帰ったって?
暑い夏にはクリスタルガイザーは必需品だからね。
さあさあ、ダメもとで試してみました。
先日もT屋講師に、「自分でいろいろ試してみるのが大切」と言われたばかりですから。
こちらは出来そこないの自作鉢に庭石菖とニオイハッカを植えてあり、そこにホトトギスを挿したもの。
その中央に挿してあるのがヒヨドリジョウゴ。
こちらはオトメギボウシとニオイハッカが植わっているところへ。
よくベテランさんたちが、
「これ、飛び込みで生えてきたんだよ」
とか話しているんですよ。
飛び込みって、草のタネが自然と別の鉢土に運ばれて、それが育つことですね。
あれ、言ってみたい~
「いやあ、このヒヨドリジョウゴは飛び込みでね。でもほら、なんとも自然な趣があって良いでしょ?」
思わず家でひとりで、こうやっていう練習しちゃいましたよ。
もうしばらく練習してその心地良さを楽しみますので、この辺で失礼いたします。