コナラー
梅雨の第2幕が始まりましたよ。
さあ皆さん、また挿し木ができますね。肥料はどうですか?
ってね。変な夏です。
暇を見て少しずつ、鉢土につくヌメヌメやハイゴケの類を掃除しています。
これも立派な盆栽の作業なのである。
でも、あの黒いヌメヌメって、何?
もしかして、私の大嫌いなナメクジと何か関係が?
悲しくなるのでこれ以上考えないことにします。
楽しいことを考えて、ヌメヌメのことは後で考えましょうね。
そうそう、コナラについて考えましょう。
私はだいたい、落ち込んだ時はコナラのことを考えます。
そうすると、元気がでるんだなぁ。
寂しい時なんかは、コナラの寄せ植えがいいネ。
寂しくない気がしてきます。
・・・気がして、きます。
気をとり直して参りましょう!
うちで実生したコナラ2年生。
鉢は杉並の愛草こと、誠鉢ですよ。
てっぺんまで6センチくらいです。
立ち上がりがしっかりしつつ小鉢にもおさまったので、けっこう期待してはいたのですが、今日ヌメヌメ掃除で汚れた土を除いてみると、
立ち上がりから根際にかけて、ウロみたいなものが出来ていました。
くやしいけども、私の負けだね。全然気がつかなかった私の負けだよ。
犯人はもういないみたいだけど、なかなかやるじゃないのさ。
今度しっかり状況を見て、このままいけるか確認しましょう。
こちらも同じ年実生のコナラ。
コナラ実生を鉢にあげる際、欲張って太いところをたくさん残して根を作ると、ヌベっとした立ち上がりになってしまいますね。
この樹はうまくできました。
鉢はまたしても愛草(杉並)。
深さ1センチもない薄さの木瓜でしたので、使うのは大変かと思っていたら、案外そうでもありませんでした。
私のお気に入りの鉢でもあり、講師に唯一、
「これは使えるネ」
と言ってもらえた鉢でもあります。
このコナラ、幹が間延びしているのはあとあとどうにでもなるので良いのですが、途中で芽ツボが集まったかのようなところが、ポッコリふくれてしまっているのはいただけません。
いずれ切り戻さないとダメかも知れません。
コナラは車状に出た芽の所は注意ですね。
とりあえず、何だかんだで暇をつぶしながら、10年くらい待てば雰囲気が出てくるでしょうか。
10年なんて、あっという間。
パスタを茹でる時間とたいして変わりませんよ。
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いいや、絶対に変わるね!